2006年3月2日 ソニーー・ミュージック乃木坂オフィス・アーティストラウンジにて
(左)モーツァルトに扮した柳家花緑さんと (中)公開インタビュー中 (右)公開インタビューが終わって関係者のみなさまと
2006年は天才モーツァルトが250歳のお誕生日(1月27日)を迎えた記念の年です。
そこで、この機会に彼の人生と音楽を早わかりしてしまおうというトーク・コンサート 『アマデウスを聴こう!』 全国公演がソニー・ミュージック・ファウンデーションと梶本音楽事務所の共同企画で9月24日(日)のサンパール荒川を皮切りにスタートします。
平井秀明指揮東京フィル室内合奏団
ピアノ:田部京子
ソプラノ:佐藤美枝子・萩原みか
バリトン:大澤健
クラリネット:赤坂達三
ほかの豪華出演陣に加え、進行役として、落語界のホープ柳家花緑さんにモーツァルトに扮していただき、人生を語りながら作品を紹介していただくという趣向です。
わたくしはそのプログラム構成と台本執筆を担当いたしました。
先ごろ、その公開インタビューがあり、花緑さんとモーツァルトについて対談いたしました。
お祖父さまの小さん師匠が小学生時代、学校でも授業そっちのけでお話ばかりしていたら、担任の先生から「おまえのお話の時間は別につくるから授業は静かにきくように」といわれ、級友相手におお張り切りで一席披露したのがこの道のはじまり、というエピソードを語られ、幼い頃から楽才を発揮したモーツァルトも、お父さんの理解と協力のもとにそれを伸ばしたように、子どもの長所を伸ばしてあげるサポーターの存在とそれを可能にする教育環境が必要、と力説され、モーツァルト談義を超えたすばらしい教育論に思わず一堂膝を叩きました。
そんな花緑さんのご案内する 『アマデウスを聴こう!』 まさに適役のモーツァルトに違いありません。
わたくしも、モーツァルトへの思い、持てるデータとノウハウのすべてを傾けて台本を書きましたので、お近くの会場で公演がございましたら、ぜひともご来場くださいませ。
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