昨年来、ショパンと向き合うことの多い日々でしたが、 このほどようやく、新刊書の上梓の運びとなりました。
全国の書店、アマゾン等のネット販売でお求めいただけます。または発行元ショパン(電話:03ー5721−5525)からも直接お送りできます。
ぜひ、ご高覧くださいませ。
ショパンの生涯に登場した女性たちのなかから18人を選び、 ショパンとどのようなかかわりがあったのか、 ショパンの人生と創作ににどのような影響を与えたのか、 ショパンはその女性のことをどう思っていたのか、 ショパンとの交遊以外の彼女の人生はどうであったのか、 彼女たちひとりひとりの人生をたどりつつ、全体として、大樹ショパンの生涯を構成しました。
( 前書き )より
ショパンをめぐるおもな女性たちをとりあげ、彼女たちのそれぞれがショパンとどのようにかかわったのか、反対に、ショパンと重ならない人生部分ではどう生きたのかまで含めてご紹介しようと思ったのが本書執筆の動機です。
しかし、それだけでは枝葉と花に過ぎません。やはり、全体を貫く大樹は、フレデリック・フランソワ・ショパンというピアノ音楽史上不世出の、体重45キロ足らずの華奢な巨人の生涯です。ですから、この天才の39年の足跡をたどりながら、随所に、その生涯地点にもっとも大きくかかわった女性を配することで、相互の関連をより深くご理解いただけるように本書を構成しました。
つまり、本書は、ショパンの評伝であると同時に、通常の評伝とは異なり、彼をめぐる女性たちのライフストーリーのオムニバスでもあります。18人の女性には、ジョルジュ・サンドやクララ・シューマンのような超大物から、ショパンとサンドの破局劇の立役者となったサンドの娘ソランジュ、その子孫は今も国際級の大金持ち一族であるロスチャイルド男爵夫人母娘、兄の楽才に匹敵するほどの文才に恵まれながら14歳で夭折した妹エミリアまで、多岐にわたります。いわば、大樹の枝葉と花である彼女たちのライフストーリーがショパンという大樹を形成しています。多彩な女性たちの生涯を垣間見つつ、結果的にショパン全体像への理解を深めていただくことができれば、たいへん幸いに存じます。」
★クラシック・ニュース
早速、クラシック・ニュースの[音楽書紹介]コーナーでも、『暑い日ざしを避けて、木陰でこの本を楽しんだ。 著者の親しみやすい表現で、ショパン像が息の通った人物として描き出されて行く。よりショパンを知る事が出来る。』とご紹介をいただきました。ありがとうございました。
★雑誌ぴあ 9月9日号
雑誌ぴあ 9月9日号のBOOK欄でも、拙著を取り上げていただきました。
ありがとうございました。
左は ぴあ 9月9日号の159頁、BOOK欄の全体
右は 拙著の個所を拡大したものです。
★ぶらあぼ 2010年9月号
続いて、 月刊クラシック音楽情報誌 ぶらあぼ 2010年9月号の クラシック新刊書籍情報欄でも、拙著を取り上げていただきました。
ありがとうございました。
左は ぶらあぼ 2010年9月号の表紙
右は クラシック新刊書籍情報欄を少し拡大したものです。
★Suzuki Method 2010年秋号
★立教大学インフォメーションボードに
母校、立教大学の立教通り沿いには、わたくしの学生時代も今も、インフォメーションボードというガラスのショーケースがあります。
そこに拙著が飾られていると「トピログ」様というブログで知り、たしかめにまいりましたら、あっ、ホントにございました。
3冊飾られていた中のいちばん右でした。
広報課さま、ありがとうございます!!
★公明新聞 2010年10月4日号 諸石幸生先生の書評
公明新聞 2010年10月4日号の4頁読書欄に、
音楽評論家 諸石幸生 先生の書評が掲載されました。
「読み進むにつれ、ショパンの作品の一つ一つがこれまでとは異なる色と香りとで輝きだすのを感じる読者も多いはずである。生誕2百年を飾る愛の詩集のような評伝と筆者には感じられた」と結んでいただきました。
ありがとうございました。
トップページ | 話 題 | プロフィール | 著書・執筆活動 | トーク・レクチャー活動 |