中津森小山田館跡
(なかつもりおやまだやかたあと)
勝山記』永正18年(1521)、大永7年(1527)、享禄2年(1529)、同3年の各条に「中津森」が見え、この時期の小山田氏の居館は中津森にあったことが分る。
特に享禄3年の条に「中津森ノ御所」とあるのは注目される。
同書によると、享禄5年、小山田信有は谷村の「新屋舗」へ移ったという。
遺構等については『甲斐国志』に「用津禅院ノ東二在り、里人ハ今モ御屋敷卜呼ブ。外郭溝涯処々二残リ存シタルヲ土居堀卜字ナセリ。(中略)又桂林寺ノ西二的場、横畠ノ西南二馬場卜云地名モ存シタリ」とある。これら「土居掘(でいぽり)」「的場」「馬場」の地名は、現在も地元で伝承されており、館跡の所在を知る上で重要な手がかりとなっている。
小山田館跡
【詳しく知りたい人】
都留市史資料編 古代・中世・近世�T 1992 都留市史編纂委員会