船 津(ふなつ)
 現在の南都留郡河口湖町船津で、河口湖の南東岸に位置する。
 「勝山記」文亀4年(1504)条に「舟津ツツノロヲ小林尾張入道殿本主ノフサキ玉フ処ヲ取アケ玉へハ、花タテノカケナトヲホリ出玉フ、大クい水ヲ引也」とみえ、小林尾張入道による河口湖からの潅漑の模様を伝えている。
 同書永正18年(1521)条には「大原舟津」とみえ、大原庄に含まれていた。
 同年2月18日武田信虎は、「大原舟津小林宮内丞」のもとを訪れ1泊し、翌日中津森の小山田館を訪問した。
 船津は、小林宮内丞の拠点となっていた。この他、「勝山記」には小林氏にかかわる記述が散見する。

【詳しく知りたい人】
 都留市史資料編 古代・中世・近世�T 1992 都留市史編纂委員会

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