外科手術について

  私は、獣医麻酔外科学会認定小動物外科専門医である南院長のもとでさまざまな
  外科治療を学び、さらに、
米国獣医外科(ACVS)専門医である林先生からも直接
  ご手術指導をいただいた経験をもとに、外科治療技術の習得および向上に努めて
  きました

  当院ではさまざまな外科手術に対応することが可能です

  オスの去勢手術やメスの避妊手術は、最も多く行なわれる手術です
  去勢手術や避妊手術は年間100件以上実施してきました
  当院では、できるだけ出血量が少なく、できるだけ手術の傷が腫れないように
  することで、皆様のパートナーの負担を最小限にすることを心がけています

  また、帝王切開手術も緊急の際には迅速に始めることができます

  それらの手術の他に、

 ◎整形外科

  椎間板ヘルニアや骨折、膝蓋骨脱臼、前十字靭帯断裂、仙腸関節離断、
  股関節脱臼など

 

 

 

 ◎軟部組織外科

  会陰ヘルニアや胃捻転、消化管異物、会陰尿道瘻造窓術、膀胱・尿道結石摘出など

 

 ◎腫瘍外科

  腫瘍切除手術や断脚手術など

 

 

 

腫瘍の治療について

  現在、高齢化や核家族化の傾向がみられる日本の家族形態の中で、ペットは
  家族の一員としてのパートナーの地位を確立し、飼主様のパートナーに対する
  感情はとても深く、大切に育てられるようになりました
  それに伴い、伝染病の予防だけにとどまらず、様々な病気に対する検査や治療
  の必要性が高まっています

  外科手術や腫瘍治療は専門性が高いため、知識だけでは十分ではなく臨機応変
  に対応できる経験が必要となります

  私は日本獣医がん研究会の前会長である南毅生院長のもとで、 高度医療設備
  の整った動物病院に勤務し、全国の動物病院から 紹介された腫瘍疾患の
  患者様の検査や治療に年間およそ100件ほど、携わってきました

  自らも執刀し手術するだけでなく、抗癌剤や放射線治療も担当してきた経験
  から、それぞれの患者様に最も適確な検査・最も有効な治療計画を飼主様に
  示すことができます
  さらに高度医療の限界についてもお伝えすることができます

  ご希望がございましたら、高度医療病院への紹介も可能です

 

鍼灸・マッサージ療法について

  患者様の治療は手術したら終わりということではなく、効果的なリハビリを
  適切に行うことにより、
更に早期の回復が期待されます

  椎間板ヘルニアによる後肢麻痺で起立不能だった患者のうち、およそ80%が
  起立可能となり、半数以上の患者様が歩行可能となりました

  当院のマッサージは鍼灸と同じツボを刺激する「ツボマッサージ」と、リンパを
  刺激して
デトックスを促す「リンパマッサージ」があります

  不調を訴えているところに作用するツボを刺激することで体自身が正常に
  戻ろうとする力を補助したり、デトックス(体内の老廃物除去)によって毎日の
  ケアとして行ったりすることができます

  家庭でも飼主様がパートナーに同じケアができるようにこのマッサージ方法を
  お伝えいたします

 

メディカルアロマについて

  一般にアロマテラピーというと香りによる癒しを思い浮かべられると
  思いますが、
メディカルアロマテラピーはフランス・ベルギー式の医療を
  目的としたアロマテラピーです

  植物の成分を凝縮して作られた精油(エッセンシャルオイル)成分の効能を、
  パートナーの症状と照らし合わせて調合し、使用します

  
使用方法は直接皮膚に塗ったり、スプレーをしたり、場合によっては
  服用します
  
主に治療補助や軽い症状、毎日のケアに使います

  ブラッシングスプレー、肉球クリーム、イヤークリーナーなどがあり、
  ご注文をいただいてからお作りいたします

  右の写真は、肉球ケアクリームのノーマルタイプです
  
サンプルがございますので、お試しいただけます

  当院では、厚生省指定期間で安全性が確認された、オーガニックの
  精油を使用しております