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5月


 10日【皿ヶ嶺】



 例年だと、この時期は小田深山や岩黒山に写真を撮りに行っているのだが、最近はやる気が失せているし、おっちゃんの趣味の常夜燈巡りの街歩きを共にしているので、皿ヶ嶺に登るのも減ってきた。そろそろ花が咲いている頃なので明日・明後日の土・日を避けて登る事に決めた。水の元にはたくさんの車が停まっている。今の時期、花を求めて天狗の庭から登るのだな。

 風穴は水の元に比べてあまり車が停まっていない。10時40分、駐車場を出発。植えられたクマガイソウはまだ蕾だから自生地はまだだろうな。コンロンソウ、イチリンソウ、ヤマシャクヤクが咲いている。斜面に足跡がある上部は、大抵ヤマシャクヤクが咲いている。


 ケヤキのムロに例年咲くヤマブキソウも満開だ。半直登コースのシコクカッコウソウは咲いているのだが、少なくなったな〜。


 花の撮影をしながら登っている男性の後ろを登るようになる。ここ2・3年、三ヶ所に咲いていたキンランは今年はどうかと男性と一緒に見に行ったが、今年は芽も出ていないようだ。去年は一ヶ所は盗掘されたと聞いていたのだが、今年は全然ないとは・・・、自然に生えなくなるのだろうか。先日、ある里山の藪道でひっそりと咲いているのを偶然見る事が出来たが、一株だけだったもんな〜。

 12時30分になり、お腹が空いてきたのでイワカガミが咲く所でお昼とした。おにぎりを食べていると、おじ様二人組が来て、下部のイワカガミは「今年は三度目でやっと咲いているのに出会えた。咲いているのが分かっていたらザイルを持ってくるんだが、今日はこちらで」と、安全な場所で写している。達者な方達だったな〜。


 チゴユリが2、3輪咲いている。伐採地を抜け、頂上が近づいてくると、ミツバツツジがあちこちに咲いている。今まで、こんなに咲いていると思わなかったのは、この時期に皿ヶ嶺に来てなかったのかな〜。頂上のヤマナシが満開だ。5・6人位の女性ばかりのグループが休んでいたが、すぐに十字峠方面に下りていった。頂上の温度計は20℃。13時32分に竜神平経由で下山する。


 石鎚山も良く見えている。登山道脇のミツバツツジが逆光に映えて綺麗だ。


 おっちゃんのベストショット。14時、竜神平を横切ろうとして、休んでらしたご夫婦と立ち話をした。時々hpを見て下さっているらしい。(^_^) シャクナゲは、咲き始めているので満開はもう少しだな。


 気持ち良い登山道をずんずん下りる。ヒトリシヅカは終わりかけているがまだ咲いている。これはセリバヤマブキソウか。風穴の井戸の周囲にミヤマカタバミが沢山咲いていて風に揺れている。頂上で会った女性5人パーティが下りてきて話していると、今治のグループで、ナベちゃんと知り合いらしい。15時に車に戻り帰路についた。


 2日【皿ヶ嶺】



 10日連続の大型連休、一度くらいは皿ヶ嶺に行かないとと出掛ける。風穴のトイレは改修工事に入るようだ。植えられているこの花もやっと咲いたばかりだ。この前、蕾だったウスバヒョウタンボクは咲いていた。ウラベニイチリンソウが目立つのは、普通のイチリンソウより早く咲くのか?


 ヤマウツボが咲いているが、帰りには一本撥ねられていた。ストックの下だけが落ちていたので、曲がり角の苔むした岩に置いておいたら、帰りにはなくなっていたので持ち主に戻ったのだろう。フデリンドウがひっそりと咲いている。


 この花も登山道から咲いているのが見える。薄い青色のヤマルリソウがあちこちに咲いている。


 薄紅色のもあるのだな〜。11時48分に竜神平に到着。愛大小屋の温度計は15℃だ。グループで登っている登山者は、ほとんどが頂上へいくのだろう、あまり竜神平では休んでなかった。


 頂上はやめて、竜神平の周回路を反時計回りに歩く。ミツバツツジはあまり咲いてないようだ。シハイスミレとツクバネソウを写す。


 ミツバツツジの枝ぶりが悪いが写しとこうとおっちゃん。ミツバコンロンソウ、花芽が二つだがイチリンソウを写す。


 風穴に下山し、車で帰り支度をしていると、風穴の池に大人、子供を含めて10人くらいが、ワイワイガヤガヤとそれぞれバケツや網を持って何かを捕っている。元は人工の池ですが、メダカ、ヤモリ、アメンボ等もいる。皿ヶ嶺は、皿ヶ嶺連峰県立自然公園、あんなにたくさんの人が池に入ってまで捕っていいんだろうか。暗澹たる気持ちで帰ってきた。


 1日【春の花巡り】

大根木 道歩き

 昔々、久尾から大根木まで道があったそうな。今となっては藪となっているそうなので林道を歩いてみた。雨上がりなので靄が出ていた。

 草花に露がついていい感じだ。おっちゃんの趣味の常夜燈が靄に浮かんでいた。マムシグサが咲いている。


 木々の枝に蜘蛛の巣が張り、靄の水滴が着いて浮き上がって見える。根の掘れた穴に一輪の花。わずかに集落があった事を感じさせる柿の木が靄に浮かんでいた。


 露が着くと美しい花、ウツギやツツジが咲いていた。