3月


 2日【岩黒山】
     
 先月の手箱越え、伊予富士で“わかん”がいるなあと買ったし、丁度工事も終わりよさこい峠まで行けると聞いたので、岩黒山に行く事にした。
 ところが、ゲートの向こうは雪はなく、せっかくの“わかん”は車に置いたまま出かけた。吹き溜まりには融けかけの雪があったものの(歩きにくかった)、土小屋も雪はなかった。

 岩黒山までは古いトレースがあったが、雪がシャーベット状でおっちゃんの踏み跡の上でもブスッと踏みぬいだりして安心は出来ない。(やっぱり、重量級?) 用心しながらやっと雪のない頂上についた。土小屋ではきれいに見えていた石鎚山もガスで見えたり隠れたり、瓶が森方面は滝雲でカメラマンならいいシャッターチャンス。
 下山はトラバース道を降りた。真新しい踏み跡があった、筒上山に行ったのだろうか?今年は暖冬で雪山もこれまでだろう。

 

 10日【皿ケ嶺】
    
 Lowaのトレッキングシューズは貼り直しに出してまだ帰ってこないし、冬靴を履いて行く所も思いつかないので、普通の靴で行ける所と、155鉄塔から皿ケ嶺に行く事にした。

 1月20日に下山路にした時は一箇所道が判らずどこでも降りたが、登ってみるとちゃんとした道があり、入り口も確認出来た。道路工事で寸断された登山道なんだから、標識くらいはちゃんとして欲しいものだ。
 水場から上林峠経由で頂上まで、途中の沢はまだ氷があり、氷の下を水が流れてきれいだったが写真には写らない。(腕がないから・・) 昼食をとり風穴に降りる途中、おっちゃんの同僚で近所のU氏に偶然会ったのでコーヒーを入れ雑談後別れた。
 その後、上林の上の方で、アワコバイモ、ユキワリイチゲを見つけたがまだ蕾だった。 

 17・18・23日【上林・水場】
  
 今日はいい天気だっちゅうのに、おっちゃんは仕事。近くの重信川の土手でも行って、花の写真でも撮ろうとママチャリで出掛けた。先週の花が咲いてるだろうなと思うと土手を散策するも満足せず、行ける所まで行ってみょうとペタルを踏んだ。
 上林を横道に時々入りながら、五本松の停留所まで行って、やめた。途中、畦道にスミレ、シロバナタンポポ、土筆、沢添いにヒメウズが咲いていた。それなりに満足し帰路についた。 (17日)

  
 次の日(18日)U氏の奥さん“もも”より、天気がいいから土手でも歩かない?と電話をくれたので、昨日の話をしたら車で行ってくれることになり、見つけておいた所にいくと、ユキワリイチゲ、アワコバイモ共に咲いていた。そのあと、今度鉄塔の所から水場まで歩かない?等と話をしながら 土筆をいっぱい採った。

  
 土曜日(23日)昼前、また電話をくれ155鉄塔から水場経由上林峠の途中まで行く事になった。水場にはキブシ、トサミズキが咲き、上林峠の途中にはハルトラノオが咲いていた。



 25日【寒峰】
    
 また、日曜日おっちゃんは用事があるというので、休みはとれないの?と言ったところ都合がつき、寒峰に行く事が出来た。
 丁度、小寒波が来て、日曜日には雪が降ったので、福寿草には絶好のチャンスだった。群生の所に行った時、これ程たくさん咲いているとは思わなかったので、ビックリした。何枚も写した後、カメラの表示部が全然何も表示されておらず、フイルムが回ってないと思い、愕然となった。一本しか持ってきてないし、入れなおそうと開けたところ、ちゃんと巻いている。しかたなく、取り出しそこまでをナイフで切り入れ直した。それでも、表示されないが、ピントは合いシャッターも押せるので写してみる事にした。上にも群生があるとの事なので10枚位写して、上に行った。そこで、先行の男性二人組みが休んでおり、上の群生地の場所を尋ねる。斜面をちょっと上がると、雪の下に花が咲いていた。

 頂上は360度の大パノラマ、赤石山系も見えた。昼食後下山、途中3組の団体さんに会った。月曜でこれだから日曜はすごい事だろう。登山口あたりには白いショウジョウバカマが群生していた。
 写真がどうなっているか心配だったが、撮れていたのでうれしかった。カメラは、修理に出さなくてはならないかと思っていたが、説明書によると静電気のせいでうまく作動しない事があるので、電池を入れ直してみて下さい。とあったのでそうすると直った。


 31日【東三方が森】
 
藪日記に掲載