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久喜市議会議員 いのまた和雄
市政報告『声と眼』 713号
2026年 6月29日


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 『声と眼』
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【6月市議会】 新ごみ処理施設建設費 再度の増額

  新ごみ処理施設の建設費がインフレの影響で再度大幅に増額されることが明らかになりました。
5月末に請負事業者(カナデビア=日立造船などの共同企業体)から契約金額増額の請求がありました。

 ごみ処理施設整備請負契約は、2022年に建設費276億7432万円、20年間の運営・維持管理費145億2388万円の総額421億9820万円で締結されました。
入札は日立造船、川崎重工業、タクマの3グループで総合評価方式で実施されました。
施設の半分を山で覆い、屋上庭園やランニングコースなど、本来はごみ処理には不必要な賑わい施設を付帯させて建設費が膨れ上がり、3グループの中で最高額の落札でした。
日立造船が建設した全国の類似規模の焼却施設と比較しても、トンあたりで1.5~2倍の金額でした。
賑わい機能に数十億円もかけて建設費が膨らんだ上に、オリンピックの影響による工事費の高騰やインフレと重なって、契約金額は増額を繰り返すことになりました。

 昨年2月市議会には、入札時から23年10月の着工までの物価高騰分として工事費36億7997万円を増額する契約変更が提案されて可決されました。
そして今回の契約変更の請求は、23年10月~26年5月分までの物価高騰分として、20億1063万円(概算)を増額するというものです。
この結果、建設工事費は333億6493万円(当初の契約額の20%増)、運営費と合わせた総額は478億8880万円(同13%増)になります。
今後、金額を精査した上で、来年2月市議会に契約変更の議案が提案される見込みです。

建設費 20年間運転費 建設・運転費総額
2023年契約額 276億7432万円 145億2388万円 421億9820万円
25年の契約変更 313億5430万円 145億2388万円 458億7817万円
今回の増額請求  20億1063万円  
27年の契約変更 333億6493万円 145億2388万円 478億8881万円



 今後も今年5月以降の建設費高騰分や、完成後にも運転経費に関わる物価高騰で、さらに契約金額の引上げが求められる可能性もあります。
今後20年間にわたって毎年20億円もの支出が続くことになっていて、さらに引き上げられるかもしれないというのでは、市の財政に対する悪影響が懸念されます。

 なお現在開かれている6月市議会にも、新ごみ処理施設に隣接する余熱利用施設と公園の整備事業費を、当初の130億7341万円の契約額から5億9730万円増額するという契約変更議案が提案されています。


【6月市議会】 代表質問の答弁①
公共施設の維持補修、小学校体育館のエアコン設置

 貴志新市長の所信表明に対して、私は市民の政治を進める会を代表して12項目の質問を行いました。

◆ これまでの久喜市政の最大の欠陥の一つは、道路や学校などの公共施設の維持管理の不備でした。
破損や欠陥が見つかったら、直ちに予算を確保して補修するべきです。
前市長は歳出に占める維持補修費の割合を0.3%にまで縮減してしまいましたが、予算編成の際に維持補修費を1%以上は確保しておくよう提言しました。
市長は『利用者の安全の確保を最優先に、予防保全の考え方で維持補修の予算を確保していく』、道路の破損や交通安全の路面標示が薄くなった場合なども『速やかな補修に努めていく』と答えました。

◆ 小学校体育館へのエアコン設置工事は今年度から設計に取りかかり、2029年度までにすべての小学校のエアコンと断熱化工事の完了へ向けて取り組む方針を明らかにしました。
それに引き続いて中学校体育館の断熱化工事も進めていくと答弁しました。

◆市は災害時に障害者や高齢者など特別な配慮が必要な要支援者のために、一般の避難所と同時に福祉避難所を2か所開設する計画です。
少なくとも各地区に1か所は必要だと指摘したのに対して、市長は今年度中に3か所目を指定していくと答えました。

「Tokyo Pride 2026」

 6月7日、代々木公園で開催された「Tokyo Pride 2026」に参加してきました。
 11時くらいに到着したのですが、原宿駅からの道も会場もすでに満員でした。
 日本の名の知られた企業や銀行、大学、市民団体などのブースでは、LGBTQ+のアンケートやクィズ、参加者の思いをボードに書いて貼り出すなどの活動が行われていました。
 LGBTQ+の当事者もAllyの皆さんも、日本人も外国人もごちゃ混ぜで思いは一つという集まりです。
 私は午後から久喜で会議があったため、お昼頃で会場を跡にしたので、残念ながらパレードには参加できませんでしたが、都内の議員や何人かの知り合いに出会うことができました。

★各地で闘われている同性婚訴訟で『同性婚を認めないのは違憲』という判決が相次ぎ、今後、最高裁の判断が求められています。《Tokyo Pride 2026》でも多くの団体が『同性婚の法制化』を取り上げていました。★
【⇒Blogへのリンク】

【市議会議員選挙】
4月の市議選で、各候補者の選挙費用 最低18万~最高194万円!?

  4月19日に実施された市長選挙と市議会議員選挙で、各候補者は選挙の収支報告の提出が義務づけられています。
5月14日、選挙管理委員会から全候補者の収支報告書が公表されました。
 猪股の選挙費用は72万7750円で、候補者の中で少ない方から8番目でした。
支出が100万円を超えた候補者は19人で、最高額は194万円でした。
なぜそんなに金がかかるのか、たいへん疑問です。

★選挙収支報告書の選挙費用(支出)には宣伝カーの経費は含まないことになっています。
したがって公費負担も選挙ポスターと個人ビラの印刷費用だけです。
宣伝カーなども含めた公費負担の総額は今後、公表される予定です。★

この金額は、選挙管理委員会で5月14日に公表したものです。
当選
順位
選挙費用 収入
支出合計 公費負担 公費以外 内、人件費 寄付金 自己負担
8 菊地雅典 無① 1,949,696 551,520 1,398,176 280,000 1,197,282 200,894
堀部和政 1,619,055 538,040 1,081,015 490,000 379,924 701,091
23 奈良政宏 無② 1,610,033 585,600 1,024,433 312,600 532,200 492,233
渡辺ゆみか 1,573,154 538,040 1,035,114 295,000 0 1,035,114
10 新井 兼 無④ 1,351,076 615,492 735,584 310,500 135,000 600,584
11 村松健太 無① 1,296,501 615,492 681,009 280,000 0 681,009
3 成田ルミ子 自④ 1,289,603 581,972 707,631 120,000 180,000 527,631
2 川内鴻輝 無③ 1,242,078 615,492 626,586 210,000 320,000 306,586
大谷和子 無⑤ 1,228,269 615,492 612,777 230,000 230,000 382,777
14 樋口智洋 無② 1,189,454 585,600 603,854 200,000 615,000 0
12 瀬田博文 無② 1,137,655 0 1,137,655 370,000 235,000 902,655
18 速山武士 国① 1,134,657 583,314 551,343 0 410,000 141,343
9 春山千明 無⑦ 1,115,585 565,840 549,745 84,000 235,000 314,745
27 杉野 修 共⑧ 1,115,194 352,100 763,094 180,000 263,907 499,187
21 上篠哲弘 無⑧ 1,087,201 615,492 471,709 420,000 450,000 21,709
田中伸和 1,036,786 615,492 421,294 250,000 360,000 61,294
17 大橋きよみ 公③ 1,026,896 525,800 501,096 0 144,816 356,280
5 坂本和久 国① 1,019,879 611,952 407,927 112,465 335,000 72,927
金子誠司 1,017,712 615,492 402,220 115,000 135,000 267,220
江下淑亮 990,746 548,320 442,426 210,000 375,000 67,426
24 川辺美信 無⑤ 975,092 458,520 516,572 317,500 140,000 376,572
20 平岡りえ 公① 952,018 525,800 426,218 0 536,926 0
13 丹野郁夫 公④ 936,848 525,800 411,048 0 99,977 311,071
秋沢あゆみ 869,038 615,492 253,546 90,000 320,000 0
7 井上忠昭 無⑥ 826,125 260,360 565,765 385,000 675,000 0
25 山田正義 公② 817,603 525,800 291,803 0 0 291,803
26 田村栄子 無⑥ 799,224 252,580 546,644 490,000 75,000 471,644
6 杉山鎮夫 参① 785,230 352,110 433,120 0 0 433,120
渡辺雄太 785,137 615,492 169,645 20,000 40,000 129,645
斉藤哲也 779,704 612,128 167,576 140,000 14,000 153,576
15 園部茂雄 自⑥ 769,618 531,760 237,858 70,800 180,000 57,858
広住 仁 729,868 615,492 114,376 0 10,000 104,376
4 猪股和雄 無⑭ 727,750 444,070 283,680 213,055 105,000 178,680
22 福井奈穂美 無① 715,436 538,040 177,396 0 49,000 128,396
斉藤さちこ 673,748 615,492 58,256 0 0 58,256
1 宮崎亜希 無② 664,047 528,300 135,747 46,800 48,200 87,547
沢口千枝子 537,019 352,100 184,919 60,000 90,000 94,919
19 渡辺昌代 共⑥ 536,548 352,100 184,448 0 75,000 109,448
16 瀬川泰祐 無② 489,519 61,242 428,277 84,000 284,000 144,277
杉山重美 189,739 0 189,739 0 19,980 169,759

市長選挙の梅田氏の報告書を閲覧したところ、記載漏れが見つかり、選管事務局に指摘しました。
その後に修正の報告書が提出されたそうですので、公表されたら掲載します。





久喜市議会議員 いのまた和雄
市政報告『声と眼』 712号
2026年 6月15日


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【6月市議会】 小学校体育館のエアコン設置・断熱化

 市議会が6月8日に開会されて、一般会計補正予算が提案されました。
市長選挙における貴志市長の公約実現の第一弾とも言えるものです。

 昨年、中学校体育館にエアコン設置を完了して、小学校体育館へのエアコン設置が課題になっていました。
全25校の体育館に断熱化工事とエアコン設置を進めるため、設計費4620万円が計上されました。
小学校25校の内、16校の体育館は今年度中に設計して27年度に工事を行い、残りの9校も28年度には工事を完了する計画です。
昨年の中学校体育館の工事では体育館自体のの断熱化は後回しにされましたが、今後、小学校体育館は断熱化とエアコン設置を同時に実施します。
 都市計画道路 平沼和戸線(宮代町境~水処理センター東側~青葉けやき通り)の道路用地買収費4576万円が計上されました。
これまで事業が中断していましたが、ようやく用地取得交渉が動き出して、29年度以降に道路建設に着工できる見通しです。

【6月市議会】 余熱利用施設と公園事業費6億円増額

 余熱利用施設・公園の建設工事と20年間の運営費用が大きく膨らんでいます。
2023年当初の契約金額130億7341万円に、物価高騰を理由として5億9730万円を増額し、総額136億7072万円とする契約変更が提案されました。
24年には新ごみ処理施設でも建設運営事業費の契約金額482億9820万円が、36億7997万円も増額されました。
そもそもが豪華すぎる施設で、公共事業費の見込みが甘すぎたのではないでしょうか。


【6月市議会】 新市長の所信表明
市役所本庁舎の増築・新築計画は廃止

 6月8日、市長の所信表明演説で、注目すべき発言のいくつか-

◆市役所増築棟建設方針の廃止が正式に表明されました。
前市長は隣接地に「新庁舎」を建設して実質的に全部署を移転する方針でした。
現庁舎は2015年に耐震改修を実施しているので、今後20年以上は使えるという判断です。
ただし現在の市役所本庁舎が狭いことは確かです。
各部署が市内に分散している現状をこのままで良いとするのかどうか、議論が必要です。

◆道路、公園や学校などの公共施設の安全対策について、「予防的な視点による改修を進める」と述べました。
これまで前市長は維持管理に金をかけないで、結果的に老朽化を放置してきました。
維持管理方針の大転換をどのように進めていくのでしょうか。

◆「日常的な移動手段が大きな課題」「デマンド交通をはじめとして公共交通の見直し」についても言及しています。
具体的な見直しの方向性が問題です。

◆新ごみ処理施設でのサーマルリサイクルは、前市長の方針を踏襲する考えです。
環境省はプラスチックの分別リサイクルを進める方針ですが、久喜市はプラ全量焼却方針のままでいいのでしょうか。

★各会派で議案の勉強会を開いている。
6月議会の私たちの会派の勉強会で、執行部からの説明がていねいになった(ような気がする)。
市長が替わったせいか、多数会派も少数会派も平等に扱うのは良いことだ。★

【6月市議会】 殺傷武器の輸出規制撤廃に反対する意見書案」を提出した

★6月市議会に『殺傷武器の輸出規制撤廃に反対する意見書』案を提出した。
提出者は市民の政治を進める会 猪股、賛成者に川辺、田村、共産党の杉野議員が署名した。
最終日の7月8日に審議、採決される。★

殺傷武器の輸出規制撤廃に反対する意見書案

  高市政権は、4月21日の閣議と国家安全保障会議において、防衛装備移転三原則の運用指針の見直しを決定しました。

これまで武器の完成品輸出は、救難、輸送、警戒、監視、掃海の非戦闘目的の「5類型」に限って認めるとしてきました。
今回の閣議決定はこの規制を撤廃し、戦闘機、護衛艦、潜水艦等の「自衛隊法上の武器」の完成品輸出を認めることとしました。
輸出先は、国連憲章の目的と原則に適合するなどの国際約束の締結国に限定するとしているものの、現に戦闘が行われていると判断される国への移転も、「特段の事情があれば可能」とし、事実上政府の判断で輸出が可能となります。

 日本の武器輸出禁止の政策は、1976年、三木内閣が国際紛争を助長しないという平和国家の理念に基づいて武器輸出を原則禁止とし、当時の宮沢外相が「我が国は兵器を輸出して金を稼ぐほど落ちぶれてはいない」と発言して、その理念を明確に示しました。
1981年には衆参本会議において全会一致で武器輸出全面禁止を決議しました。
2014年、武器輸出を可能とする方針変更を行った安倍政権でさえ、武器輸出は「5類型」に限って認める規制を設けました。
これは日本は直接に人を殺傷・破壊する能力を持った武器の輸出はしないという規制を設けるものでしたが、高市政権の閣議決定は、この5類型をも廃止してしまいました。

 しかも国会決議によって守ってきた武器輸出禁止の原則を、国会で真正面から議論をすることもせず、国民的議論もなされないまま、一内閣の閣議決定により変更・破壊する行為は、日本の民主主義の根幹を揺るがす行為といって過言ではありません。

 現在、世界各地で国際法を無視した戦争・戦闘により、市民が攻撃の対象とされ、多くの子どもを含む膨大な数の犠牲者が生じています。
日本の武器輸出の規制撤廃は、世界各地における戦争・戦闘行為を、日本が生産・輸出する武器によっていっそう助長し拡大することにつながりかねません。

 よって政府は、「防衛装備移転の5類型による武器輸出制限」を廃止する閣議決定を撤回するよう求めます。

 以上、地方自治法99条の規定により意見書を提出
する。

久喜市議会

【提出先】
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
外務大臣
防衛大臣 あて


生活保護世帯数が過去最多を更新

 コロナ禍以降、久喜市内でも生活保護の受給世帯数が増え続けていて、今年3月には過去最多の1443世帯(1796人)に達しました。
景気の低迷、物価の高騰、実質賃金の低下が続く中で、世帯数で2.0%、人口比では1.2%の市民が生活保護を受けていることになります。
一方、よく外国人の“不正受給”がやり玉に挙げられますが、外国人の生活保護は58人で受給者の3.2%です(市内の外国人人口は4987人)。

 市の生活支援課への困窮者からの相談も、一昨年はやや減っていましたが、昨年4月以降は再び増加に転じ、毎月50件以上にのぼりました。
新たに生活保護の支給が決定した世帯数も増え続けています。
1年間の合計件数 年度末の実数
年度 相談件数 申請件数 決定
保護開始
生活保護
世帯数
生活保護
人数
2018 568 242 191 1321 1819
2019 479 201 154 1316 1775
2020 521 241 178 1336 1765
2021 537 252 174 1357 1777
2022 521 255 173 1378 1787
2023 566 299 214 1421 1837
2024 617 283 211 1423 1798
2025 683件 309件 235件 1443世帯 1796人
25








4月 46 25 18 1419 1789
5月 53 26 19 1418 1788
6月 60 27 23 1426 1793
7月 74 29 18 1426 1786
8月 46 24 12 1424 1781
9月 65 29 29 1431 1788
10月 56 24 17 1435 1799
11月 50 24 19 1427 1781
12月 54 16 18 1430 1791
1月 50 24 14 1423 1779
2月 60 27 14 1423 1774
3月 69 34 34 1443 1796

ひとり暮らし高齢者の生活窮迫が増加

 生活保護受給世帯の内、高齢者世帯が50%を超えています。
ひとり暮らしが約82%で、年金だけでは暮らしていけない実態が現れています。
高齢者、母子家庭などで格差と貧困が拡がっているのではないでしょうか。

24

3
単身世帯数 2人以上の世帯数
高齢者 障害者 傷病者 その他 高齢者 障害者 傷病者 母子 その他
667 173 126 160 74 30 35 48 108
1126世帯(1126人) 295世帯(711人)
25

3
高齢者 障害者 傷病者 その他 高齢者 障害者 傷病者 母子 その他
673 180 126 172 69 28 32 37 106
1151世帯(1151人) 272帯(647人)
26

3
高齢者 障害者 傷病者 その他 高齢者 障害者 傷病者 母子 その他
677 201 128 172 66 26 21 47 105
1178帯(1178人) 265世帯(618人)

社協にも年間573件の相談があった

 社会福祉協議会でも生活困窮者自立支援事業に取り組んでいて、毎月30~60件以上の方が相談に訪れています。
1年間の相談件数は前年より1割以上も増えて573件にのぼりました。
相談内容は収入や生活費のこと299件、債務の相談97件、住まいの相談33件、家賃やローン・税金・公共料金の支払いの相談28件、引きこもりの相談18件、就労の相談13件など多岐にわたり、食べるものがないというせっぱ詰まった訴えも28件ありました。
生活保護に当たると判断されて市の生活支援課を紹介したケースが55件で、その内の26件が生活保護の申請に結びついています。
また124件は社協の緊急一時貸し付けで対応しました。






久喜市議会議員 いのまた和雄
市政報告『声と眼』 711号
2026年 5月25日


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6月定例会議の日程

6月市議会は8日から、7月8日まで開かれます。


【5月市議会】 久喜市議会「通年議会」がスタート

 久喜市議会は5月18日に初議会が開かれ、来年4月30日までの348日間の通年議会がスタートしました。
初議会では正副議長選挙や委員会の選任等の後、市長から7件の人事議案が提案され、いずれも全会一致で可決しました。
また2月市議会閉会後に、市長が8件の専決処分を行ったことなどが報告されました。

鷲宮義務教育学校の工事費増額

 4月に開校した鷲宮義務教育学校の校舎増築などの工事費(建築・電気設備・機械設備)が、専決処分で1億1903万円増額して総額43億8043万円となったことが報告されました。
その内、「建築」工事費は8329万円の増額で工事費は34億7679万円となりました。

 公共事業の工事請負金額の変更は5%以内なら市長が専決処分で決定してよいことになっています。

今回の工事費増額の内訳は、建設残土の処分費用や隣接住宅地の安全対策工事の追加などによる工事費用が1億8011万円の増額となり、一方でコスト削減などによる減額が9682万円で、差し引き8329万円(2.4%)の増額となったことがわかりました。
工事が事実上終了した段階でまとめて変更契約を締結したので、増・減額分が一括して計上されましたが、途中で追加の工事が必要になった段階で、その都度契約変更を行うべきではなかったでしょうか。

市の看板がはずれて車を破損 損害賠償

久喜市民マラソン大会の交通規制看板が道路上に落下して車を破損させた事故で、損害賠償したことが報告されました。
看板は職員が百数十枚を設置しましたが、強風で数十枚がはずれてしまって事故につながりました。
こうした事故が起きれば市の管理不全が原因とされて賠償責任は免れません。
費用がかかっても、職員ではなく工事業者に委託して設置するべきではなかったでしょうか。

 5月招集会議 全議案と各会派の賛否

市長公用車 黒塗り高級車を見直し

 前市長は市長車にアルファードを使っていて、私的利用も指摘されていました。
貴志新市長は以前から高級公用車は必要ないと主張していて、市長就任後は4月まで副市長が使っていたエスティマを使用しています。
アルファードは2028年1月まで3年間のリース契約(月額6万5000円)で、直ちには契約解除ができないため、現在、契約の見直しを進めています。
なお運転手はこれとは別に年額約1000万円で契約しています。

★4月27日、新市長の初登庁日。市は玄関前で職員がずらっと並んでお迎えして花束贈呈の大々的な歓迎セレモニーを企画していたが、貴志新市長が辞退して取りやめになったという。
市はリハーサルまで予定していたらしい。★

 【5月市議会】初議会 みらいの会が正副議長を独占

 4月の市議選後、初めての市議会が開かれました。
市議会の新たな構成は、
[みらいの会]11名、
[公明党]4名、
[市民の政治を進める会]3名、
[政策会議]3名(国民民主の2名+無所属・村松)、
[共産党]2名、
無会派4名です。
参政党の杉山氏は無会派になりました。

 18日の初議会で正副議長などの議会の役職、委員会や一部事務組合議員の選任などが行われました。
自民系最大会派のみらいの会は27名中11名で過半数を下回りましたが、役職を占めたがる体質は相変わらずで、正副議長と監査委員も独占しました。
これまでは自民系会派と公明党が役職を分け合うことが多かったのですが、今回は話し合いができなかったようです。
国政で公明党が与党を離れ、市長選挙で自民系の梅田市長が敗れて政党と無関係の貴志新市長が誕生した影響もあったと思われます。
正副議長選挙では無会派の井上・瀬田議員がみらいの会に協力して投票しました。
参政党の杉山議員は白票を投じました(本人に確認しました)。

【議長選挙の投票結果】 みらい/春山氏が当選
当選 春山(みらい) 13票 みらいの会11+無会派・井上 瀬田
猪股(市民の政治を進める会 4票 市民の政治を進める会3+無会派・宮崎
丹野(公明党) 4票 公明党4人
坂本(政策会議) 3票 政策会議3人
杉野(共産党) 2票 共産党2人
白票 1票 無会派・杉山(参政党)

【副議長選挙の投票結果】 みらい/川内氏が当選
当選 川内(みらい) 13票 みらいの会11+無会派・井上 瀬田
川辺(市民の政治を進める会 4票 市民の政治を進める会3+無会派・宮崎
大橋(公明党) 4票 公明党4人
坂本(政策会議) 3票 政策会議3人
渡辺(共産党) 2票 共産党2人
白票 1票 無会派・杉山(参政党)


 【5月市議会】 市議会の委員会・一部事務組合・役職が決まった

委員会や議会の役職は話し合いで決定し、一部事務組合議員は会派ごとの比例配分で決まりました。

代表者会議と委員会の構成
委員長  ●副委員長
 市民の政治 共産党 政策会議 公明党 みらいの会 無会派
代表者会議 猪股 杉野 坂本 丹野 上篠 園部 新井
議会運営委員会(7人) 川辺 渡辺 速山 ●丹野 ◎園部 新井 上篠
総務財政市民委員会(7人) 田村  杉野 坂本 ●大橋 ◎奈良 上篠 園部
福祉健康委員会 (7人) ◎川辺 ●渡辺 村松 平岡 樋口 福井 宮崎
建設水道委員会(6人) 丹野 ◎成田 川内 ●瀬川 瀬田
杉山
教育環境委員会 (6人) 猪股 速山 ●山田 ◎新井 菊地 井上
予算決算委員会(25人)
 議長と監査委員を除く全議員
猪股
川辺

田村
杉野
渡辺
坂本
速山
村松
丹野
大橋
平岡
山田
奈良 園部 新井
●樋口 福井
成田 ◎瀬川
新井 菊地
宮崎
瀬田
杉山
井上


一部事務組合議会議員
市民の政治 共産党 政策会議 公明党 みらいの会 無会派
久喜宮代衛生組合議会議員
(9人)
猪股 杉野 村松 大橋 新井 成田
福井 園部
杉山
久喜地区消防組合議会議員
(3人)
川辺 丹野 上篠
広域利根斎場組合議会議員
(6人)
猪股 坂本 平岡 春山 川内 樋口
利根川栗橋流域水防組合
(6人)
田村  速山 山田 奈良 菊地 瀬川

【市議会の任意の委員会】
市民の政治 共産党 政策会議 公明党 みらいの会 無会派
市議会広報委員会 ◎川辺 村松 平岡 ●奈良 福井 菊地 杉山
市議会図書委員会 田村  渡辺 坂本 平岡 樋口
ICT推進委員会 猪股 渡辺 速山 山田 新井 園部 瀬川 井上
議員倶楽部役員 田村  渡辺 坂本 丹野 新井


【この他の主な議会の役職】
市民の政治 共産党 政策会議 公明党 みらいの会 無会派
監査委員 上篠
都市計画審議会委員 猪股 園部 瀬川
社会福祉協議会理事 新井
社会福祉協議会評議員 大橋
青少年育成市民会議理事 村松


 【5月市議会】 市議会の議席配置が決まった

 5月18日の初議会で、新しい議会構成と議席の配置が決まりました。
 議員定数は27人に対し、本会議場は28の議員席が設けられているので、最後列のどちらかの端が空席になります。
 これまでの慣例で、その議席を会派の人数に応じて配分していって、同じ会派は横に並ぶか、ひとかたまりになるように配置していきます。
 「最後列が偉い」という権威主義的迷信にとらわれていて、後ろの席に座りたい議員が多いので、議席の「取り合い」が起こったりします。

 市民の政治を進める会と政策会議は3人、共産党は2人なので、4つの並んだ席の空いた議席に無会派の議員が座ることにして、書きのような議席配置が決まりました。
 会派同士の話し合いで、公明党は常に最後列を要求してきます。
 最大会派の中でも後ろに誰が座るかが問題になるようです。

本会議場の議席
執行部席 議長席
市長 演壇
  (無会派) (市民の政治を進める会)
樋口 菊地 福井 井上 質問者演壇   田村 猪股 川辺 宮崎 (無会派)
成田 川内 瀬川 奈良 (無会派) 杉山 速山 坂本 村松 (政策会議)
上篠 園部 新井 春山 山田 平岡 大橋 丹野 瀬田 杉野 渡辺
(みらいの会)          (公明党)  (無会派) (共産党)   
傍聴席