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久喜市議会議員 いのまた和雄
市政報告『声と眼』 708号
2026年 3月16日


708号ファイル

 『声と眼』
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【2月市議会】 新年度一般会計予算は問題多すぎ

 3月3日、市議会最終日の本会議で、新年度一般会計予算に反対討論を行いました。

 市の貯金である財政調整基金は久喜市では30億円程度が適正規模とされていますが、44億円と過剰に積み立てられています。
一方で急増している市債残高の削減、市債発行を抑制するとともに、豪華すぎる公共施設を見直して、税金を市民の身近な政策に有効に使うべきです。
梅田市長は公共施設やインフラの維持補修費を削減してきましたが、逆に大幅に増額する必要があります。
多くの地域で通学路の交通安全路面標示が消えかかっています。
子どもたちを守るために直ちに補修すべきですができていません。
市長は市役所本庁舎の隣に増築棟を建てる計画ですが、計画策定を行政主導で進めるのではなく、市民参加の審議会を設置して市民の意見を聞きながら検討を進めるべきです。

 2月市議会 全議案と各会派の賛否

市長選挙 貴志市議が立候補を表明しました
 4月の久喜市長選挙へ向けて、貴志信智氏(市議3期目、39歳)が2月に記者会見を開いて立候補を表明しました。
《未来への政策集2026-久喜を動かそう-市民の皆さまと6つの約束》も発表しました。

 現職の梅田市長はこれまで思いつきで独善的な政策を掲げては失敗してきました。
豪華すぎる新ごみ処理施設や東鷲宮駅東口の立体通路、久喜フルマラソン計画の失敗、市役所移転を画策して撤回、実現性のない久喜東スマートインターチェンジ、障害者施設や地域の集会所廃止を強行しようとして、市民の反対で撤回に追い込まれました。
市議会では市長席から平気でヤジを飛ばしたり…。

 争点は税金の使い方と市民の声を聞くことです。
私は新しい感性に期待して、貴志さんを応援します。

★久喜市議会で、一般質問は何を聞いてもいいので比較的活発だが、議案質疑をほとんどやらない議員も多い。
議会=議決機関の最も重要な機能は議案審査なのに、こんな現状では議員の責任を果たしているとは言えない。★


【2月市議会】 特別支援学校中学部の給食費支給を求める

 4月から全国の小学校の給食が無償化されるのに合わせて、久喜市は中学校の給食も同時に無償化することになりました。
またアレルギーで給食を食べられない児童生徒には給食費相当額を支給します。

 一方、県立の特別支援学校の小学部の児童は県が無償化しますが、中学部には国の補助金がないので有償のままです。
市議会で、久喜市内から特別支援学校の中学部に通学する生徒にも市で給食費相当額を支給するように求めましたが、市は県立の学校だから県が対応すべきだとしています。
同じ市民の子どもで、市立中学校は無償なのに、特別支援学校中学部に通う生徒は有償というのは不公平ではないでしょうか。

 市民の政治を進める会の猪股・川辺・田村、無会派の貴志・宮崎議員の連名で、市長に『特別支援学校中学部に通学する生徒に、学校給食公費負担分相当額の支給を求める要望書』を提出しました。
市長は市内の子どもをすべて平等に扱うべきです。

猪股市議の一般質問 2
3月3日の本会議で、6項目の一般質問を行いました。


【一般質問】 新ごみ処理施設の点字ブロック

 昨年から継続して、新ごみ処理施設の環境学習や見学コース、余熱利用施設の市民が利用する通路などに、点字ブロックの設置を求めてきました。

 市は最初は、入口自動ドアから受付までだけに点字ブロックを設置して、視覚障害者は職員に申し出れば案内するから施設内には設置しないと言っていました。
しかしこれでは視覚障害者は施設内を移動するのにいちいち職員を呼び出して頼まなければなりません。
何度も議論を繰り返して、やっとトイレとエレベーターまでの通路に点字ブロックを設置するという答弁まで少し前進させることができました。
また市では階段の上と下に警告ブロックだけを設置するとしていますが、その警告ブロックから誘導ブロックを接続して設置するように求めています。

 現在の計画では、余熱利用施設のプールなどへの通路には点字ブロックがありません。
温浴施設やトレーニング室などがある2階にも設置する予定はまったくありません。
ごみ処理施設の点字ブロックは1階の一部だけで、見学コースや環境学習施設がある2階にはありません。
2階のトイレやエレベーター、通路などにも1階と同様に点字ブロックを設置するべきです。
環境経済部長は『県の福祉のまちづくり条例の基準を満たすように設置し、基準を超える部分については視覚障害者の意見を聞いてから検討して判断する』と言います。
意見を聞いて検討するだけなら誰でもできます。
なぜ意見を聞いて設置すると言えないのでしょうか。
さらに梅田市長は『法令に従って、適切に対応していく』と答弁しました。
福祉のまちづくり条例では最低限の基準が示されているだけです。市長は点字ブロックなどの設備は最低限の設置で済ませればいいんだと考えているのでしょうか。
障害者のユニバーサルデザインの設備をできるだけ拡充していこうという考えはないのでしょうか。






久喜市議会議員 いのまた和雄
市政報告『声と眼』 707号
2026年 3月 2日


707号ファイル

 『声と眼』
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【2月市議会】 小中学校の学校給食費を無償化

 国で新年度から小学校の給食費の無償化を実施することが決まりました。
久喜市の小学校児童の食材料費は1人あたり月額5503円ですが、国・県からその内の5200円、1年間の総額3億6842万円が交付され、差額は市費で負担することになります。
市議会では中学校の給食も同時に無償化するよう求めてきました。
市は中学校生徒の食材料費6693円、年間総額2億1374万円についても、全額を市で負担することにし、2月市議会に追加の補正予算が提案されました。
中学校の給食無償化の財源は、12月に国から交付された物価高騰対策臨時交付金11億円の一部を充当します。
給食無償化は来年度以降も継続しなければなりませんが、その財源の確保が今後の課題になってきます。

 アレルギーで給食を食べていない子どもの世帯に対しては、給食費相当分を支給します。一方で生活保護世帯は支給される扶助費に給食費分が含まれているとして、その分を徴収することにしていますが、免除などの措置は取れないものでしょうか。
また県立特別支援学校の小学部も無償化されますが、中学部の生徒は有償のままです。
市内から特別支援学校の中学部に通う生徒に対しても、市立中学校の生徒と平等に同額を支給するべきです。
今のところ市は支給する考えはないと言っています。

久喜の給食無償化の方針は紆余曲折

   数年前から全国の自治体で学校給食費の無償化が拡がってきていましたが、久喜市では《無償化⇒値上げ決定⇒据え置き⇒無償化》と方針が定まらず揺れ続けてきました。
2022年には「物価高騰による子育て世帯の負担軽減」のために、5か月間だけ給食費徴収を中止(無償化)したものの、その後に有償に戻しました。
23年には市民団体が「久喜市の学校給食の完全無償化を求める請願」を1万余名の署名で市議会に提出しましたが、みらいの会と公明党が反対して否決されてしまいました。
市は無償化とは逆に、24年度からの給食費値上げを給食審議会で決定したものの、反対の声に押されて保護者負担はそのまま据え置いてきました。
一方で、国が《26年度から小学校だけ給食無償化》を決定したのに対して、市議会では《小中学校同時の給食費無償化》を求めてきました。
市長選挙が近づいてきて、市長も市民の声を無視できなくなり、昨年6月市議会で杉野議員(共産党)の一般質問に対して、やっと『26年度から小中学校同時に無償化する』と答弁しました。

【2月市議会】 生活支援の商品券配布 経費はいくら?

   国の物価高騰対策臨時交付金の一部を活用して、75歳以上の高齢者3万人に一律2000円の商品券を配布することが決まりました。
議会審議で、6000万円の商品券を配布するために3200万円以上の経費がかかることが明らかになりました。
内訳は郵送料1093万円、郵便局への宛名ラベルの委託などに200万円、商工会への事務委託料、印刷代、ホームページの作成などに1947万円です。
市民にとって商品券配布はありがたいですが、できるだけ経費がかからない生活支援の方法は考えられなかったものでしょうか。

 なお12月の市議会で、全市民に5000円の商品券配布(3月以降に郵送)が決まっていますが、こちらも商品券代7億5000万円に対して、経費が8800万円もかかります。
内訳は郵送料3200万円、商工会への委託料5000万円、郵便局への委託料620万円などです。

★白岡市の市民生活支援の方法は、久喜市と少し違う。
商品券の配布ではなく、全世帯の水道基本料金を4月からか月間(1万円以上になる)免除するという。
手続きも不要で経費をかけずに確実に市民生活の支援につながる。★


【2月市議会】 久喜東スマートICの予算は廃止を

 新年度予算に「久喜東スマートインターチェンジ整備推進事業」が計上されました。
金額はわずか3万円!?で、国に陳情に行くための旅費だそうです。

 仮に作ることになれば地元負担が数十億円!?
 必要性も実現性もないのに、市長の公約なので断念できず、毎年計上を続けています。
ムダな支出は廃止するよう求めました。


猪股市議の一般質問 1
3月3日の本会議で、6項目の一般質問を行いました。


【一般質問】 リチウム電池 回収ボックス設置を

  久喜宮代衛生組合でもリチウム充電池が原因と思われる火災事故が起きています。
久喜市では《リチウム充電池や充電式小型家電》は地域のごみ集積所で、月1回の[有害ごみ]の日に収集しますが、間違って燃やせないごみで出してしまう人もいます。
清掃センターへの持ち込みは有料で、家電量販店ではその店で買ったものしか引き取ってもらえません。
処分に困っている市民も多いのではないでしょうか。

 近隣では市役所や公民館などで回収している市も多く、加須市4か所、鴻巣市24か所、桶川市8か所、羽生市は11か所に回収ボックスを設置しています。

 久喜市でも市役所本庁舎や各行政センターに《リチウム充電池回収ボックス》を置いて、市民がいつでも持ち込めるようにしてほしいと提案しました。
市は3月から菖蒲行政センターの建物の裏に回収箱を設置しましたが、市内でたった1か所だけ、菖蒲まで持参しろというのは非現実的です。
市民の危険回避と利便性を優先すべきではないでしょうか。


【一般質問】  小学校体育館にエアコン設置を急げ

 久喜市では昨年、市内の中学校10校の体育館にエアコン設置工事を行いました。
酷暑から生徒たちの生命を守るためと、災害時には避難所になりますから、国の緊急防災減災事業費補助金を活用することができました。
この補助制度の期限は昨年までとされていましたが、国はさらに2030年まで延長して、全国でのエアコン設置を推進しています。

 久喜市も引き続いて、小学校の体育館へのエアコン設置を進めるように求めました。
教育部長は『中学校の体育館でのエアコン使用状況等の検証をしてから検討する』と答弁しました。
補助制度の期限は4年後ですから、直ちに年次計画を作っていくべきです。
小学校体育館へのエアコン設置の必要性はわかっているのですから、早急に設置を進めるべきではないでしょうか。
市長はいつまで先送りするつもり?

【一般質問】 身寄りのない高齢者の不安に応える

  ひとり暮らしの高齢者が亡くなった場合、葬儀や遺品整理などの死後手続きはどうなるか-。
久喜市社協では見守りや金銭管理などを行う「あんしんサポートネット」事業を行っていますが、死後手続きはできません。
成年後見制度の任意後見契約で死後事務の委託ができますが、まだ一般的ではありません。
ふじみ野市社協では、身寄りのない単身高齢者の見守りや死後事務などの委任契約を行う《ふじみ野みらいサポート事業》をスタートさせました。

 久喜市も社協と連携して、身寄りのない高齢者を対象とした新たな事業を開始するよう提案しました。
福祉部長は『市民から相談があった場合には、任意後見制度や民間の「高齢者等終身サポート」事業などを活用するよう案内している。市で新たな事業は考えていない』と答弁しました。

★今後、身寄りのないひとり暮らしの高齢者が増えていくことは確実で、自分が死んだ後の手続きはどうなるのか、心配しながら暮らしている人も多い。
久喜市の行政もそうした方々に寄り添ってほしいと思うのだが…。★

【一般質問】 要援護者見守り支援事業の拡大を

  久喜市は災害時に自力での避難が困難な高齢者や障害者等の安否確認と避難を助けるために、要援護者登録制度を作っています。
2016年には4000人以上が登録していたのに、転出や死亡に比べて新規登録が少ないので、昨年は2460人にまで減っています。
登録の対象になる市民は3万人以上もいます。区長や民生委員の協力も得ながら、積極的に登録を拡大していくよう求めました。

 市は転入者や障害者手帳の交付時にリーフレットを渡す、民生委員や介護事業所に協力を求めるなど、今後も働きかけを強めていくと答弁しました。
しかし現実には登録者が減る一方です。
このままでは災害時に取り残される高齢者や障害者が出てしまうのではないでしょうか。


【一般質問】 ふれあいセンターの食堂の再開は?

ふれあいセンターの食堂が経営難で3月で閉店します。
ふれあいセンターで行われている高齢者・障害者のデイサービスの昼食は、それぞれの事業所で別の配食サービス業者に委託することになりました。
ふれあいセンターでは新年度に改修工事を予定しているので、その後に早期に食堂が再開できるように、新たな事業者が入る場合の条件や、福祉的団体に食堂を委託することも検討していく方針です。




久喜市議会議員 いのまた和雄
市政報告『声と眼』 706号
2026年 2月16日


706号ファイル

 『声と眼』
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【2月市議会】 75歳以上に2000円の商品券を配布

  市議会に補正予算が追加提案され、物価高騰対策の生活支援で、75歳以上の高齢者約3万人に2000円の商品券を配布することになりました。
77歳、88歳、99歳以上の方には9月の敬老の日の祝金といっしょにお届けし、それ以外の方には郵送されます。
費用は商品券代6000万円に加え、印刷費・事務費の2200万円、郵送料1000万円が計上されました。
昨年は77歳以上でしたが、今年は年齢が引き下げられました。

 この財源は政府の「物価高騰対策」の交付金です。
昨年末に成立した国の一般会計正予算で、全国自治体に9兆円もの臨時交付金のばらまきが決まりました。
久喜市への交付額は約11億円で、12月の市議会最終日に追加の補正予算が上程されました。
市では、
◆18歳以下の子ども2万1500人に2万5000円を3月以降に振り込み、
◆全市民15万人に5000円の商品券を配ることにして3月以降に郵送します。
さらにまだ3億円が残っているので、その一部を使って、高齢者に商品券を配布することにしました。
これらは「子ども子育て応援手当」「高齢者応援商品券」などと銘打って、物価高騰に圧迫されている国民生活支援を大義名分としています。
本来、政治の優先課題は子育て世帯や高齢者の生活を直撃している物価高騰を止めることのはずです。
しかし政府は日本経済が「インフレ」に陥っていることもいまだに認めようとしません。
物価高騰が続いていくのを放置しておいて、現金や商品券をばらまいてその場だけの一時的な「くらし応援」をいつまで続けていくのでしょうか。
高市首相は「責任ある積極財政」を標榜していますが、実際には赤字国債ですから、国債の信用度は低下する一方で、金利上昇と円安、インフレの悪循環に陥っていくのは避けられません。


【2月市議会】 今年も国保税引き上げ 増税が続く

 2月8日の本会議に国民健康保険税の引き上げが提案されました。
久喜市では2023年から毎年増税が続いています。
国保加入者は年金生活者や退職などで社会保険からはずれた人が多く、雇用主負担がないので、保険料(税)負担が加入者の家計に重くのしかかってきます。
合併前までは国保会計の赤字解消のために一般会計から繰り入れて、加入者負担を軽減していましたが、現在は繰り入れは行われていません。

 国保保険料(税)はこれまで《医療給付費分+後期高齢者医療制度への負担金+介護保険制度への負担金》の合算でした。
新年度からは新たに《子ども子育て支援納付金》の制度が新設され、国保などの医療保険料といっしょに徴収されることになりました。
久喜市の保険税負担の最高限度額はすでに100万円を超えているのに、さらに引き上げられました。

 久喜市の国保保険税は、所得割率、均等割の額も県東部地区14市町の中で、25年度はいちばん高く、新年度は高い方から2番目です。
4月から県内のほとんどの市町で保険料(税)が引上げられる予定ですが、久喜市の負担をせめて周辺市町の平均的な水準に抑えることはできなかったのでしょうか。

久喜市の国保保険料(税)の引上げ
現行 改正
医療給付費分 所得割率 7.81% 8.08%
均等割額 39,000円 47,500円
賦課限度額 65万円 66万円
後期高齢者
支援金等分
所得割率 3.09% 2.82%
均等割額 16,600円 17,000円
賦課限度額 24万円 26万円
介護納付金分 所得割率 2.87% 2.41%
均等割額 16,200円 17,000円
賦課限度額 17万円 17万円
子ども子育て
支援納付金分
所得割率 -- 0.26%
均等割額 -- 1,600円
18歳以上均等割 -- 100円
賦課限度額 -- ?万円
合計 所得割率 13.77% 13.57%
均等割額 71,800円 83,300円
賦課限度額 106万円 109万円+?万円

久喜市のモデル世帯で負担増の試算(年額)
収入内容 収入金額 現行税額 引上げ後の税額
1人世帯
(65歳)
[2割軽減]
年金収入 200万円 95,700円⇒ 従来分 102,700円
少子化納付金 2,500円
105,200円
2人世帯
65歳夫婦
[5割軽減]
年金 夫
年金 妻
200万円
100万円
106,800円⇒ 従来分 115,600円
少子化納付金 2,900円
118,500円
4人世帯
45歳夫婦
軽減なし
給与 夫
給与 妻
子2人給与 妻
430万円
98万円
0円
608,600円⇒ 従来分 634,100円
少子化納付金 10,000円
644,100円

 「子ども子育て支援納付金」は、本来は税金でまかなうべき国の児童手当や少子化対策の財源を、医療保険料に上乗せして被保険者に負担させるものです。
国民への隠れた増税政策に他なりません。

「気候正義」訴訟に参加しました

 12月18日、国に対して実効性を持った気候変動対策の推進を求める「気候正義」の訴えを起こしました。
全国から個人の資格で集まった452名が原告となり、私も参加しました。
訴状では、政府の気候変動対策の遅れによって、私たち市民が社会的経済的に、また健康上の被害を受けていることに対して、1人1000円の国家賠償を求めるとしています。
もちろん賠償金を取ることが目的ではなく、現在の司法制度のもとで、国家賠償請求訴訟の提起によって、法廷で政府の責任を問い、政策転換を働きかけていく訴訟です。

 もはや地球温暖化はだれにも疑う余地のない現実です。
そしてその主原因が人間の営みによる温室効果ガスの排出にあることも科学的に証明され、国連気候変動枠組み条約には日本政府をはじめ、世界のほとんどの190か国以上が参加しています。
地球温暖化は気温上昇だけでなく、台風や豪雨災害、海面上昇や高潮、干ばつなどの異常気象、極端な気候変動を引き起こし、生態系や人類が生きていける地球環境そのものを破壊しつつあります。

気候変動は、発展途上国の人々の生活により大きな影響を及ぼしていると言われます。
また先進国の中でも大企業や富裕層の人々は余裕を持って対処することができても、貧困層の人々の特に高齢者や子どもたちの生存により厳しくのしかかっています。
先進国は途上国に対して、今を生きる人々は未来の人たちに対して、気候変動の責任をとらなければなりません。
そうした意味を込めて「Climate Justice=気候正義」という概念が使われています。

 2月中には第2次提訴も行われる予定です。

 日本政府は2050年に温室効果ガス排出実質ゼロ=カーボンニュートラルを掲げていますが、一方で石炭火力発電を温存するなど、きわめて不十分な取り組みです。
これらの政策変更も論点の一つです。



★久喜市ではこれまで、プラスチックごみの分別リサイクル、ごみ焼却量の削減を進めてきた。
ところが新ごみ処理施設ではプラ全量焼却の計画だ。
私たちはCO2排出量削減のためにもプラ全量焼却をやめるよう求めている。★

高市右翼政権に 対抗軸の結集どうなる1

 高市首相による不意打ち解散・総選挙は、その狙い通りに与党の圧勝に終わりました。
急ごしらえの「中道改革連合」は、議席7割減で壊滅状態に陥りました。
高市政権への対抗軸を作ろうとした立憲・野田と公明・斎藤の決断はやむを得なかったとしても、統一した政策が作れなければ単なる野合です。
その理念を有権者に理解してもらえるはずはありません。
リーダーたちの思惑だけで組織をもてあそんで失敗した、政治責任能力の欠如と言わざるを得ません。

 私は埼玉13区で橋本幹彦さん(国民民主党)を応援しました。
残念ながら小選挙区では惜敗で、比例区で復活当選させることができました。
前回の選挙で裏金・世襲の三ツ林氏を打ち破った市民の力を今回につなげられなかったのは残念でしたが、2期目の橋本議員の活動に期待したいと思います。

久喜市 13区 2024年得票
三ツ林裕巳 自民党 25,978 75,992 53,382
橋本幹彦 国民民主党 25,603 69,464 61,436
杉山鎮夫 参政党 6,122 17,675  
高井 崇 れいわ 6,033 16,713 22,237
沢口千枝子 共産党 4,562 13,305 17,099

4月市長選・市議選 多様性の議会を

 久喜市長選と市議会議員選挙は4月12日告示、19日投票で行われます。
市長選は新旧の一騎打ちの見込みです。
市議選では新たな市民派の新人や国民民主、れいわ、また共産党と公明党の新人など、多彩な立場からの立候補が見込まれます。
久喜市議会はこれまで多数会派の「数の力」が幅をきかせてきましたが、多様な意見を闘わせることができる議会を作っていきたいと思います。
私もその一翼を担っていく決意です。