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 2000年7月 とびらだより7号

かつべさん怒られる - 正当な批判も、支援のうち -


かつべさん、浮かない顔してるね。

ウン。ちょっとね。

かつべさん、とびらの仲間に怒られたってウワサ本当なんだ。

エッ!知ってるの? あんまり言わないでね。 実はね、きっかけはホームページの更新さぼってたことなんだ。特に日記のコーナーは、政治を市民の手に取り戻すために考えたアイデアのひとつで、議員が何を考え、どんなことをしているのか少しでもみんなに知ってもらいたいっていう趣旨だったから、まめにつけてこそ意味があるんだ。7月から日記を再開したよ。読んでみて。

でもだいぶ怒られたんでしょ? そういう顔してるよ。

わかる? まぁ、ホームページのことはただの一例で、『議員かつべ』は何のために議員になって、何をしなければならないのかきちんと毎日考えてるのか、ってね。 結構怒られたよ。

うーん。よく分からないけど。どういうこと?

市民活動とか、いろいろな雑務に追われているうちに、ぼくがやるべきことや議員本来の仕事がおろそかになってしまったってことかな。 実際、3月議会報告もホームページに載せたのは7月になってからで、4月にヒ〜ヒ〜いいながらやってくれた友人の努力を無駄にしてしまうところだったんだ。

議員本来の仕事って議会に出るとか?

もちろん、それもあるけど。議会で質問や提案、議員立法をするためには、それなりの勉強や実際の活動をしていかなければいけないんだ。 それがなければ、「公の議論」なんてかっこいいこと言っても、単なるお題目だからね。 あちこち、忙しく顔を出すのは、大切なんだけど、本来の仕事とはちょっと違うよね。

選挙中の公約にも、「公の議論」、「議会改革」、「歩道の整備」ってあったもんね。

そう。選挙中に約束したことはきちんと実行し、できなかったとしても、それを適宜報告していかなければ、議員になる資格もないということになるからね。

じゃあ、もう少しで議員を辞めなければいけなかったね。

ウッ! 結構きついこと言うね(苦笑)。でも、それくらい真剣に受け止めなけれいけない批判だったことは事実だよ。本当に反省。 「正当な批判は最高の支援」と言うのがとびらの基本原則なんだ。 これからも、協力と一緒に遠慮なく批判をしてくださいね。どんな人もこれがなければ、必ず方向を見失っ ていくからね。

じゃあ、ぼくにも言わせて。もっと4コマ・マンガ見たい。

さかいめさ〜ん!! 
次よろしく〜。

うしろ向きでごめんなさい。 マンガ間に合いませんでした。

H.Sakaime

 

 

 3

【ぎうん/議運(議会運営委員会)】

 議会運営委員会とは、議長の補佐機関として、主に議会及び議会運営に関する案件を協議する場です。法的には、我孫子市議会委員会条例第4条で設置されているものです。議運の管轄する事項を特に定めた規則や条例はありません。
 その役割は、我孫子市議会先例、申し合わせ事項の中で触れられています。たとえば、議会費、議事日程、会期、議員提出議案、農業委員会委員選任、質問の制限時間、特別委員会の設置、パソコンを持ち込んではいけないなどの地方自治法で規定されていない細かな決まりを各自治体で独自に作っています。
 自治法に反しない限り、自由に議事手続きを規定できるので、大きな権限をもっていることも事実。議会の夕方開催や週末開催などもその気になれば、議運で協議し議会で承認されれば不可能なことではありません。

【継続の行方】

 継続とは、議会中に結論が出なかった請願、陳情について閉会中(議会終了後)に継続協議し、次回の議会で審議することです。
  問題は、「本当に閉会中の審議をしているのか?」と「次回の議会でも結論が出なければ、また次回まで持ち越しとなる」ということです。
 持越しとなった案件は、結論が出るまでは延々と持ち越され、市議会の改選とともに消えてなくなります。万一、そうなった場合は、事実上の否決といえるでしょう。

 今回、議運に提出し、継続扱いとなった請願について、閉会中の協議をして欲しい旨の要望書が提出されましたが、結果はまだわかりません。何としてでも実質的な継続審議を実現しなくては。

 

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