リサイクルセンター整備(設計・建設)、運営に関する債務負担行為

 

整備 11,753,610,000円

運営 9,108,000,000円

問題になったのは、この金額が当初予定していた金額を遥に超えて増額したことである。

計画当初の2018年(平成30年)には、整備費54億円、運営費50億円という金額であったものが、2026年(令和8年)には整備費117億円(約2.17倍)、運営費91億円(約1.8倍)に跳ね上がったことになります。

勿論、債務負担行為なので、あくまでも上限額を定めたもので、実際はこれより抑えた金額になる筈です。

 しかも、2022年(令和4年)には、整備費47億円、運営費40億円に下がったこともあり、余計に増額の印象が強くなりました。

 その後、2025年(令和7年)に整備費97億円、運営費59億円に増加したのも束の間、同年末には、整備費133億円、運営費112億円という金額に跳ね上がります。

 その時の金額と比較すれば、若干減額した形で補正予算に出てきたという流れです。

 委員会で議論が紛糾したとおり、本当にこのまま計画通りに事業を進めて大丈夫なのか心配の声が上がるのも当然でしょう。

なぜ、3月の当初予算の時点で増額について説明が無かったのか?

市民に対する説明も不十分ではないか。

事業計画の見直しをすべき。

といった厳しい意見もありました。

 今回の難しいところは、事業費が倍増したから止めるという選択肢は取れないというところです。

止めるということは、我孫子市では、リサイクルごみを収集しないことになるので、瓶、缶、ペット、プラスチックなどは家庭内で山積みになります。

 少しでも、事業費を押さえていく努力をするしかないと思います。

 ただし、一つだけ私なりの考えがあります。

リサイクルゴミのうち、ペット、プラスチックゴミのリサイクル収集は止めて、「燃やすゴミ」として収集する。

どれだけ事業費が抑えられるか具体的な数字は出せませんが、プラスチック、ペットの設備が無くなる分、事業費は下がる筈です。

 多くの人は、ペットやプラスチックが再利用されていると勘違いしてると思います。

 2021年までは、中国などアジア及びアフリカに輸出していました。

はっきり言えば、ゴミを海外に丸投げして来ただけです。

南の島にプラスチックゴミが大量に流れ着くのも当然です。

リサイクルが聞いて呆れる状況だったのです。

 国際条約でプラスチックゴミの輸出が禁止されてからは、国内で処理せざるを得なくなります。

 

それが、以下の3つの方法です。

「マテリアルリサイクル」

廃プラスチックを洗浄・粉砕・溶融して新しいプラスチック製品に再加工する方法。
約20%~25%

 

「ケミカルリサイクル」

廃プラスチックを化学的に分解し、原料の炭化水素やガス、石油に戻す方法。
ほとんど利用されない方法。

 

「サーマルリサイクル」

マテリアルやケミカルリサイクルに適さないプラスチックごみを焼却し、その熱を発電やセメント原料、固形燃料として有効活用する方法。
日本では廃プラスチックの約60%が実質焼却処分されています。

 

莫大なコストをかけて収集しても、結局、燃やすだけなら我孫子市で焼却処分しても同じです。

陳情第10号『我孫子市内へのスケートボード場の設置を求める陳情書』 陳情書内容

いわゆるアーバンスポーツ(都市型スポーツ)と呼ばれるものの一つであるスケートボードの出来る場所を作って欲しいという要望です。
聞くところによると、利根川ゆうゆう公園にスケートボード可能なスペースがあるとのことですが、陳情者も含め行ったことのある人によると路面が整備されていないので、使えないとのこと。
市内の公園などに設置できないかという話であった。
委員会のメンバーからも細かく丁寧な質疑が行われ肯定的な意見も相次ぐ。
私自身もアーバンスポーツには興味があるので、応援したい要望内容であった。

ただし、ひとつ気になるのは、今回「願意(賛成反対を問う)による採決」となり、結果として賛成多数で採択されたことである。
応援する側としては、良い結果とも言えるが、肝心の「どこに」、「どのような規模で」設置するのか具体論は全く出されていない。
予算も含め研究調査の必要があるので、継続審査としても良かった案件ではないかと思う。

採択されたとなれば、「やっぱり作れませんでした」とは言えない。
かといって、使う人たちの希望からかけ離れたものであれば、利用されることのない無駄な事業になりかねない。
議会の実行力に期待するところです。