棟上式 2003/6/3   更新日 2024/12/23
プロの大工が観賞用としてミニ水車小屋のページを作りました。
実物の木造家屋を建てる工程と同等の手間・暇をかけています。
伝統的なけやき作りで建築材料も銘木(けやき)を使用しております。
時代は変わろうとも日本の文化遺産として、残して行きたいですね。
どうぞ、ごゆっくり観賞して、楽しんで帰って下さい。

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一報くださ〜い!
相互リンク大歓迎


サンタさんが好景気(ケーキ)を
持って来てくれると
嬉しいですね。
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津山信用金庫での展示風景を
紹介してます。こちらをどうぞ!


写真をクリックしてみてください。




携帯版ミニ水車小屋
左のQRコードを携帯で読み取り下さい。
操作は こちら から
RNCに出演

平成18年12月13日西日本テレビ(RNC)「道を歩けば…」に紹介して頂きました。「眺めて…癒されて。ミニ水車づくりに魅せられた男性」と言うタイトルでした。
取材スタッフの皆様、お疲れ様でした。


RCCに出演
平成16年9月25日
中国放送(RCC)さん他3局ネット「素顔の時」 水車と親子のVTR取材に来られました。
取材スタッフの皆様、お疲れ様でした。


RSKラジオに出演
平成16年1月7日
どきどきラジオタウンで生放送していただきました。
視聴者の方に、水車の回る心地よい響きを聴いていただきました。
取材スタッフの皆様
寒い中ありがとうございました。


またKSBに出演

平成15年11月のスーパーJチャンネルで、地元の城東むかし祭りに展示中のミニ水車小屋を取上げていただきました。
その時の取材中の写真です。


NHKにも出演

平成15年3月13日
きびきびワイド610でもミニ水車小屋を放映して頂きました。
船岡アナ(右)と取材スタッフ(中央3人)と私(左)で記念写真!


山陽放送に出演

平成15年2月10日
元気一番と言う番組でミニ水車小屋と製作風景が放映されました。写真は取材スタッフ(左2人)と国司アナと私(右)

写真の水車をクリックすると
拡大写真をご覧になれます。

 

大好評のガーデニング用水車は、
下記をクリックしてお入り下さい。

品番  G−01
品名  屋外用据付水車

品番  G−02
品名  屋内鑑賞用水車
ミニ水車小屋の誕生秘話!
 子どもの頃見た水車小屋を懐かしく想い、約8年前に模型作りを思い立ったことが発端でした。周辺町村には、面影を残す木製水車がなく、記憶を頼りに図板(設計図)を起こしました。
 大きさは約10分の1スケールで、けや木、くわ、杉(皮)、わら、竹など、実際の建物と同じ素材を使用しています。
 全て手作りで、釘や接着剤は極力使用せず、実際の水車小屋と同じ手法での建築を心掛けています。
 もちろん、水車を回すと、小屋の中で2機の杵が石臼をつくところまで再現しています。
一番難しいのは水車の組立てで、羽根板の取り付け部分に3ミリ角のほぞ穴を約200箇所空け、くさびを打ち込む作業を重ねます。 水車部分だけでも約10日かかります。
       
瀬戸内海放送出演
平成15年2月27日スーパーJチャンネルでもミニ水車小屋と製作風景が放映されました。
残念ながら取材中の写真をとることができませんでした。



工芸展で受賞
知人の誘いで初めて津山工芸愛好会主催の展示会に出品したところなんと会長賞を頂きました。
趣味で造っていた水車小屋が展示会で評価され、大変光栄に思いました。




山陽新聞に掲載
同じく地元紙の山陽新聞にも掲載されました。

津山朝日新聞
地元紙の津山朝日新聞にも掲載されました。




東急ハンズ展示
H15年10月
東急ハンズ心斎橋店にミニ水車を展示していただきました。
大勢の方に関心を持って観て頂きました。
URLは こちら

<出品作品>




 屋 内 観 賞 用 水 車
品番  S−12
品名  杉皮竹の切り妻
寸法

重量
 横幅:70cm
 高さ:45cm
 奥行:40cm
 重さ:12キロ
備考 石臼と杵2機、竹垣、植込み付き
背負子と竹ぼうき・ちりとりはイメージです。オプション写真

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品番  S−13
品名  稲藁杉皮入母屋
寸法

重量
 横幅:60cm
 高さ:60cm
 奥行:40cm

 重さ:15キロ
備考 石臼と杵2機、竹垣、植込み付き


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品番  S−14
品名  稲藁杉皮切り妻
寸法

重量
 横幅:68cm
 高さ:55cm
 奥行:43cm

 重さ:13キロ
備考 石臼と杵2機、竹垣、植込み付き

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品番  S−01
品名  こわ葺切妻造り
寸法

重量
 横幅:53cm
 高さ:45cm
 奥行:72cm
 重量:12キロ
備考 石臼・杵なし
屋根の材料が入手できない為、参考作品とさせて頂きます。


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品番  S−02
品名  カヤ破風板切妻
寸法

重量
 横幅:70cm
 高さ:45cm
 奥行:44cm
 重さ:11キロ
備考 カヤと杉皮の破風板切り妻造りです。


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品番  S−03
品名  カヤ杉皮切妻造
寸法

重量
 横幅:70cm
 高さ:52cm
 奥行:41cm
 重さ:12キロ
備考 カヤと杉皮の切り妻造りで、井戸には
かわいいつるべもあります。


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品番  ★参考作品
品名  御所車
御所車は大変でした!
  京都の御所車を造る時は、現地見学をしました。どうしても実物の写真が欲しくて保存責任者に趣旨を説明し交渉しまたが、やはりお断りされました。
 次なる手段は、直接あおい祭りに出かけて近くで写真を撮りました。写真を参考に見えない部分も想像しながらやっと図板を作り、御所車を完成させることができました。
 完成写真を保存責任者にお送りしても良いかお尋ねした所、快くお受けして頂きました。ありがとうございました。

       
 屋 内 観 賞 用 水 車
実物の取材!


水車小屋の設計にあたっては、基本図面がないため、自ら近隣の水車小屋を取材し、細部の写真を撮ることからはじめました。
その時に撮った写真の一部です。




郷土の紹介
 津山市は岡山県の北部に位置し、中国山脈に囲まれた盆地に城下町として栄えた街です。

 築城400年を迎えた鶴山城(かくざん)は森蘭丸の弟(忠政)により建てられ、最後の藩主松平家慶倫でその役割を終えました。
明治維新後、廃藩置県に伴い、明治6年に本丸ほかを取り壊しましたが、5千本の桜の名所として市民に愛されてきたお城山に備中櫓(やぐら)が復元されました。

詳細はこちらへ


品番 S−05 
品名  杉皮と竹の切妻
寸法

重量
 横幅:72cm
 高さ:45cm
 奥行:41cm
 重さ:12キロ
備考  オーソドックスな杉皮と竹の切り妻造りです。


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品番  S−06 
品名  カヤ杉皮焼き板
寸法

重量
 横幅:73cm
 高さ:55cm
 奥行:43cm
 重さ:10キロ
備考 カヤ、杉皮、焼き板の切り妻造りです。


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品番  S−07
品名  杉皮竹囲炉裏
寸法

重量
 横幅:83cm
 高さ:50cm
 奥行:41cm
 重量:15キロ
備考 杉皮と竹の切り妻造りで、横には囲炉裏を付けました。


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品番  S−08
品名  稲藁土壁と風呂
寸法

重量
 横幅:100cm
 高さ:65cm
 奥行:40cm
 重さ:17キロ
備考 稲わらの切り妻造りで、露天風呂には敷石と栗板塀を付けました。
小屋の壁は、土壁塗りです。


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品番  S−09
品名  釜戸入母屋造り
寸法

重量
 横幅:90cm
 高さ:50cm
 奥行:42cm
 重さ:15キロ
備考 稲わらと杉皮の入母屋造りで、釜戸には茶釜を付けました。

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品番 S−10
品名  稲藁入母屋井戸
寸法

重量
 横幅:90cm
 高さ:60cm
 奥行:45cm
 重さ:15キロ
備考 稲わらの入母屋造りで、井戸を付けました。

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品番  参考作品
品名  屋内用循環式ミニ水車小屋

 
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水車の想い出!
 水車小屋は戦後農機具が普及して精米が動力で出来るようになるまでは、農村の必要欠くべからざるインフラの一部でありました。今では、昔懐かしい文化遺産です。
 私の生まれた村は、所帯数30戸程の小さな村でしたが、水車小屋は3棟ありました。
上から水を受けるタイプが2棟、中ほどから水を受けるタイプが1棟ありました。
そして、そのうちの2棟の株をもって、精米や製粉に利用していました。確か、臼は3個あったと思います。
水車に近い方から、元臼、中臼、えぼ臼と呼び、それぞれ米なり麦なりを入れる量が違っていました。
水車に近いほどエネルギーの伝達量が大きい為に、同じ量を入れた場合は元臼が一番早く搗き上がります。
 水車を利用する順番は、その家の所帯主の生まれた干支で決められていました。
私の父は酉年生まれでしたので、酉の日になると米の袋を背負わされて、母について時には提灯をぶら下げ、家からは、どちらも500メートル位離れた所の水車小屋通いをした思い出があります。
 それから年1回株主が集まって、掃除やらメンテナンスをしていましたが、ネズミが沢山いて、それを捕まえて焼いて食べていたのがすごく印象的でした。
 「里芋の皮むき水車」も懐かしい道具です。
私の所は井手(灌漑用の水路)を利用して回していました。
 藁ぐろも最近は殆んど見かけなくなりましたが、昔懐かしい農村の風物詩の一つです。
稲こぎも、藁ぐろを作る段階になると1日の作業が終わり、「やれやれ!」と思える瞬間でした。

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