王滝スポーツ広場。
2日め(当日)
4時頃目覚めました。朝食は5時から。
食べ終わってからスタート地点に自転車を置きにいきます。前から5番目でした。
寒いのでしばらく宿で待機したあと、6時半前に出発。
もう既に長い行列ができていました。皆さん服装はロード用。いかにも速そうです。
自分はと言うとやはり荷物が多すぎたかもしれません。あとあと腰痛を引き起こしました。
スタートすると滝越を軽く1周パレードランしたあと、レース開始。
案の定、自分はずるずると遅れていきます。まあ予想通り。
ダムでのカーブで舗装路からダートに切り替わります。
ぼくはここで前輪を滑らせ低速転倒。痛めた右膝を打ちつけてしまいます。
急いでサドルのゆがみを直してから再出発。しかしここで大きなミスが。
Fサスのロックアウトの解除を忘れていました。これに気がついたのはレースが終わった帰路。
つまりこの日はほとんどフルリジッドの状態で走っていたことになります。
どうりで序盤の砂地のコーナーでやたらとフロントが滑っていたわけだ。
序盤はあまり良く覚えていません。路面状態はさほど悪くなかった。
時折冠雪した御岳山を見ることができました。三浦貯水池は見られず。
最初のダートを下りきって、クランクを回そうとしたらフロントでチェーンが外れ、
知恵の輪のようにぐにゃぐにゃになっていました。しばし修理。
ついでにそれまで何度も落下しかけていた輪行袋をバッグに押し込みます。
2つめの山の上りもしばらくは舗装。42kmは舗装路が多い気がします。
下りはじめてそろそろチェックポイントかと思うもなかなか出てきません。
帰ってからGPSデータを見たら、去年よりCPの位置が100mほど下がっていました。
道理で後半辛かったわけだ。
CPには9時50分に到着。ここまではほぼ予想時刻通り。
が、CPでトイレを待ったり、水の調達をしたりしていたら結構時間がかかってしまいました。
CPを過ぎると豪快な川渡りのあと、名物のガレた激坂。当然押します。
が、これをクリアしてもまだ結構な勾配のダートでみんな押しています。
時間に余裕ができたからなのかなと思いましたがぼくは8割方乗車。
が、1回下ったあとのまた同じような坂では5割くらいまで押しました。
実際押しても乗ってもさほどの速度差はありません。
最後のピーク近くになると湧き水が増えてきて、車体がドロドロになります。
距離を示す看板が増えてきますが42kmを越えてもゴールの気配はない。
前日の説明会で、実際は48kmあると聞いていたのでやっぱりそうなのかという感じ。
42kmだったら4時間半の予想時刻をクリアできましたが、6kmも増えると辛い。
結局、予想時刻を10分オーバーでゴールとなりました。まあなにより完走できてよかった。
ゼッケンのチップを渡して自転車を降りると右腰に激しい痛みが。
しゃがむのも辛い感じで、痛みは今も残っています。
次回からは荷物の配分も考えなきゃいけないか。
記録証を発行してもらって20分ほど休んで帰路につきます。
スタート地点までは5.5km。木曽福島駅までは25.7km。
獲得標高差はプラス171m。基本、下り基調ですがレース後の身体には辛かった。
振り返って、タイム的には今ひとつでしたが大きなトラブルもなく良かったのではないでしょうか。
課題もいろいろ見えてきたし。
さて9月は100kmです。さすがにこれは参加することに意義があるという感じになりそうですが。
冠雪した御岳山。
(13/05/25-26 h.taki)