風  輪  
     
 子供たちは、風輪が風で勢いよく転がりはじめると、懸命に、そのあとを追いかけて走り回る。そして、その日の風の強さによって、風輪の大きさや、かたちを変えて楽しむ。
 また、風の力で立ち上がって回転する(一輪車の風輪)おもしろさも、子供たちの興味を増す。
    
◆しくみと動き
   円筒形にまるめた紙につけた羽根に、風があたって回転しながら進んでいくのが基本である。
  風輪の回転する速さや向きによって、自然の風の強さや向きをとらえられる。
使う材料などを変えると、いろいろな形の風輪ができる。
  一輪車の風輪は、自然の風の方がよくまわる。また、起き上がる様子がおもしろい。
 扱い    作りやすさ  B
 材料の入手しやすさ  A
 安全性  A
 魅力   動きのおもしろさ  A
 活動するおもしろさ  A
 工夫   改良のしやすさ  B
 発展性  B
 
  風輪をいくつかつなげたり、極端に大きいものを作ったりすることによって活動が発展する。
◆児童の自然認識 
風輪の転がっていく速さや向きの様子で、自然の風の強さや向きに気付く。また、風輪の形から、風を受ける違いに気付く。
1 材料と道具  
 
 画用紙、
  工作用紙、紙皿、紙コップ、アルミ皿
  プリンカップ、アイスクリームの容器  など
数種類
 セロハンテープ 少々
 クレヨン、色鉛筆など
     
2 つくり方  
右の図のように作る。  
 
   
   
     
   
3 工夫できること