ボートデザイナーを目指す方へ(2024.4/30現在)

日本の現状 世界の船舶数の90%以上は80FT以下の小型船舶が占めており、人や物流の業務を 担う業務艇や個人所有のプレジャーボートなど様々な小型船舶が存在している。 日本のマリン産業の停滞感は1980年代初頭から始まり、バブル崩壊と共にマリン 産業は右肩下がりが続いている。                      小型船舶造船所の廃統合で設計技術者と製造技術者のノウハウが失われつつある。 小型船舶に関する知見やノウハウの継承は組織により継続可能であるが、これを 効率的に運用するには個人の資質も重要。                  大企業は従業員の配転は避けられずせっかくの知見やノウハウが使えない場合が 発生している。                              日本人の気質は組織に対する帰属意識が強く、行動は自己保身が目立っており、 チャレンジング精神が不足している。                    (新しい意識の若者を発掘する。)                     
問題点の背景 ●仕事量(造船量)が少ない。→新設備投資が進まない。技術の育成ができない。   ● マリン産業の魅力度が低い。→国民性、魅力ある商品開発が少ない。      
対策 ● 日本のマリン産業の停滞感から脱するには新たな視点で解決することが必要。   ● 日本に“船と好き海が好き“な有志により小型船舶企画開発の法人組織を作る。    チャレンジングな体制を作る。                        ● 全国の港湾や河川の水辺に存在する業務艇を調査し新企画の業務艇を提案。    ● 大衆に魅力的な遊びを提供する。→魅力的な小型船舶の開発。          ●小型船舶に関するノウハウを有する技術者の連携や再結集(人材育成)       ●スキルアップや人材育成には多くの経験と機会が必要。(優秀な営業担当の確保)
新たな開発グループの提案(営業、製造、技術) (賛同する企業と開発を主体としたDESIGN & ENGNEERING会社を設立) ●アルファクラフトも出資しノウハウを譲渡できる環境とする。          ●マリン文化を理解しマリン事業に関心を持つ資本家や事業者に出資を期待する。  ●プロジェクトリーダーの確保と数名の技術者育成(含外国人)。         ●全国の小規模造船所の後継者育成に協力。                   ●オフィスボートの実現や体験クルージング等のユニークな外部発信を企画。   
提供する資料と準備状況 ●アルファクラフト(中尾)の自己紹介と業暦資料                ●入門資料(ボートデザイン入門)約200ページ                 ●ボートデザイン開発編(今後2年以内に完成予定)               ●ストックデザイン集(追加予定)                       ●アルファクラフト設計基準及び技術資料(書類)                ●アルファクラフト設計基準及び技術資料(PDFデータ)             ●船舶設計アプリ(規則及び技術計算)                     ●船舶関連図書(船舶工学専門書、船舶関連雑誌                 ●サンプル図面の提供(アルファ53開発図面一式)                ●開発中のストックデザインサンプル(ハウ、スボートHB212,313他)       ●マリン関連動画及び画像データ                        ●ボートカタログ、サービスガイド                       ●ホームページの作り方                            ●会社設立のアドバイス