夏越の祓 (平成23年6月30日) 大祓は6月と12月に罪穢(つみけがれ)を祓い清める神事です。神社においては6月末日と12月末日の年2回大祓を行います。 6月の祓を夏越の祓とも言います。 神道では、人は本来神様の心を持っていると考え、生活している間に、知らず知らずにその心も曇り、罪を犯し、穢れに触れて神様の心から遠くなって行くのを、祓いによって、本来の心に変えると教えるのです。 従って、肉体的な祓というより、むしろ、心の穢れを取り除くことが大切なのです。 形代(かたしろ)で身を撫で息を吹きかけるのは、心の穢れを追い出してしまうことを意味し、自分の穢れを人形(ひとがた)に移し、人形をわが身の代わりにして清めてもらうのです。 形代は撫物(なでもの)、人形などと呼んで、紙を人の形に切り抜いたものです。 神社で受けた形代に、家中の者の氏名を書き、大祓の日、これを手に持ち、身を撫で、一家が、町が、そして日本の国が罪や穢れのない、清く、明るく正しい社会になるように願い、息を3度吹きかけて、神社に持参しお祓いを受けます。 ※本文説明文は東京都神社庁資料から引用しました。 |
祓詞奏上 |
大祓詞(おおはらへのことば) | 宮司に合わせ大祓詞を皆で奉読する |
手水舎で身を清め、茅の輪をくぐり神殿に参拝した後神事に臨みます |
切麻(きりぬさ)により身を清める 皆で切麻(半紙を小さく四角に切ったもの)を左・右・左へと撒きます |
大祓に来られた方には母智丘神社特製の肉煮込みうどんが振舞われる |