「博多どんたく」は、毎年5月3日・4日の2日間、福岡市民の祭りとして、
老若男女が思い思いの仮装等で、シャモジを叩いて町を練り歩き、舞台・広場
で踊りを披露し町中がどんたく一色で湧きかえる200万人以上の人出で賑わう
大祭です。
博多どんたくは、今から829年前の治承3年(1179年)に始まったと筑前国統
風土記(貝原益軒著)に記されている「松ばやし」をその起源とされています。
わが国の古い民俗行事の松ばやしを博多町人が発展させたとのことです。
文献では、約400年前、筑前城主・小早川秀秋の居城に博多町人が、
松ばやしを、仕立て年賀のお祝いに行ったと記されている。
これは、三福神(福神・恵比寿神・大黒天)稚児・通りもんなどからなっていたが、
このうち誰でも参加できる「通りもん」が、時代とともに発展して、博多町人の間
で年に一度、無礼講の挨拶廻りとして定着したとのことです。
どんたくの語源・・・オランダ語のZONDAG(ゾンターク「休日」)
シャモジの起り・・・昔、商家の前をどんたく囃子が通りかかったとき、その囃子
に夕食支度中のオカミさんが浮かれ出し、手に持っていたシャモジを叩いて、
お囃子に加わったことから始まったとのことです。
1年間各行事等に活躍される。
社会を明るくする運動:PR博多どんたく隊の皆さん
博多どんたく広場で踊りながら行進するどんたく隊
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