若草山:標高342mの芝草に覆われ、おわんを伏せたような愛嬌のある姿で
古くから愛され、親しまれている。
若草山の山焼きの行事は、現在は、成人の日の前日に行われています。
(本年は、2008年1月13日)
山に火を入れ、山全体を燃やしてしまうという古都奈良の新年を飾る炎の祭典
で、宝暦10年(1760年)に奈良の興福寺・東大寺・春日大社の領地争いが元で
始まったのが起源と言われていますが、いろいろな説があり、定かでないとのこ
とです。
本年は、前日が大雨で、芝生が湿っており、開催が危ぶまれましたが、午前9時 開催が決定され、
実施されたものの山全体の燃焼率は、約30%、見物人員約10万人であったとの 公表でした。
しかし、冬の夜空を美しく彩る打ち上げ花火に感動、感嘆の声、続いて山肌に点 火された火が約330ヘクタールの全山(約30%)が燃え上り、古都の夜空に山
が浮かぶ情景は、まさに壮観でした。
その状況を、PICASAウエブアルバムに掲載しました。
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