うだつ 「?・卯建」・・・町家の妻壁の横に張り出した袖壁で
火よけ壁ともいい、防火の役目をした。
江戸時代富裕な家はこの卯建をあげた立派な家を造っていた。
ことわざ辞典に、いつまでも、ぐずぐずしていて一向に出世の
できないことを「うだつが上がらぬ」と記している。
むこし窓(虫籠窓)盗難よけ・通風・明り窓
格子造り
格子造りの窓とうだつ
整然とした町並み
往時脇町の中心は南町で、約430mは明治以前の本通り
であった。
阿波藩主となった蜂須賀正勝は、第一家老:稲田植元
を阿北の要衝脇城代として配した。(1585年)
植元は、阿波藍を奨励し、藍商を中心とした商人の町とした。
古い商家の面影を伝える本瓦ぶき、塗籠め壁の重厚な家々
が軒を連ねている。
隣家との 境の二階の壁面には、「うだつ」という火よけ壁を
持つ家が多く、日本でも珍しい古い町並みである。
また茶の子町は壁に囲まれた静かな落ち着いた小路である。
黄門様一行・・・うだつの町でテレビ撮影
脇町劇場(オデオン座)脇町指定文化財
昭和9年の創建された回り舞台や花道のある劇場:戦後は映画館
平成8年に松竹映画「虹をつかむ男」の舞台となる。
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