第12番焼山寺 近辺地図
徳島駅から徳島バス 焼山寺行(約90分) 焼山寺下車(約90分)
山上に駐車場あり(観光:巡礼等大型バスは途中まで=タクシー:
マイクロバスに乗り換え) 駐車場から焼山寺本堂まで約20分
「駐車場:有料 普通:軽自動車300円」(2011・5現在)
焼山寺境内 配置図
第12番 焼山寺 本 堂
山 門(仁王門)
三面大黒天御堂 大師堂
御本尊 納 経
山 号 | 摩廬山 |
院 号 | 性寿院 |
寺 号 | 焼山寺 |
本 尊 | 虚空蔵菩薩 |
開 基 | 役行者小角 |
宗 派 | 高野山真言宗 |
御真言 のうぼう あきやしや きゃらばや おん、ありきや まりぼり そわか
御詠歌 のちの世を 思えば恭敬 焼山寺 死出や 三途の 難所ありとも
焼山寺には、大蛇の伝説がある。 |
「その昔、この地に神通力を持った大蛇が棲み、天変地異の災いを起し、大雨を 降らせたり、大風をおこしたりして、しょさくもつをがいしたり、人々に多大の被害 を与えていた。 お大師さまが、この地に修行に来られた時、疲れから杉の木の根のところで眠 られたのですが、夢の中に阿弥陀さまが現れて、お大師さまに、その異変ぶりを 告げられた。お大師さまが目をお開きになると、眼前の山が火に満ちていました。 これはただの火ではないと感知せられ、御身体を清められ、印を結び真言を唱え ながら一歩一歩と山を登られると、不思議にも火は順々に消えていった。 登られること九合目の所に厳厳たる岩窟があって、遂に一匹の大蛇が姿を姿を現 したのです。 大蛇は、お大師さまのこの地での修行を妨げようとして、また更に向かって来た のですが、その時まぶしいばかりの光と共に、虚空菩薩さまが現れて、直ちに お大師さまは、其の大蛇を岩窟に封じこめたのです。 そして、お大師さまは、御自ら人々の招福、除災を願って三面大黒天を、お彫刻 になって、岩窟の上に安置して、護摩の秘法を勤修せられ、悉くその妖気を退散さ せ、それ以来大変地異がなくなり、人々が安楽に生活できたのだと伝えられる。 (焼山寺のパンフレットから転載) |
焼山寺は、阿波難所の一つ 最期に参拝を予定していたところ、親切な知人から
焼山寺参拝のお誘いを受ける。遂に、甘えて 同行させていただく。感謝の気持ちで
いっぱいです。
衛門三郎 弘法大師に許しをいただく。 杖 杉 庵
衛門三郎は、伊予の国 荏原に生まれる。大変欲の深い富豪だった。
ある日、托鉢僧が、三郎の家へ立ち寄った。
その時、三郎は、馬の鞭で、払ったところ、僧の手から鉄鉢が滑り落ち、鉄鉢が八つに
割れた。
すると、その翌日から、三郎の八人の子供たちが、8日のうちに、次から次と死んだという。
その僧が、弘法大師と知った三郎は、大師に謝罪するため、21回巡礼をしたが、大師に会
うことができなかった。
そのため、22回目は、逆周りを行い、遂に、焼山この地で、お会いすることができ、心から
大師に謝罪し、許しをいただいたといいます。
許しをいただいた後、この地で病死する。大師から願い事があればとの後談は、省略します。
11番藤井寺から12番 焼山寺への遍路道
11番藤井寺から12番焼山寺への山道 約12・3km
四国霊場で、難所といわれる歩き遍路道です。
焼山寺は、標高約800mです。 焼山寺の参道 藤井寺の標識 本堂へ
徳島特産 青石の階段 焼山寺本堂が垣間(遠望)されます。
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