極楽寺近辺地図
JR板東駅から徒歩約25分 1番霊山寺から約1km
極楽寺境内 配置図
極楽寺仁王門
極楽寺 本 堂(国の重要文化財に指定されている。)
この長命杉は、弘法大師が極楽寺を守護せよとの祈りを込めてお手植えされた。
樹齢1100年以上とのことです。台風や火災等にも耐え抜いた巨木である。
樹に触れれば、長寿に、自分の悪いところを擦れば治癒すると言われている。
御本尊 納 経
山 号 | 日照山 |
院 号 | 無量寿院 |
寺 号 | 極楽寺 |
本 尊 | 阿弥陀如来 |
開 基 | 行基菩薩 |
宗 派 | 高野山真言宗 |
住 所 〒779−0225 徳島県鳴門市大麻町檜段ノ上12
電 話 (088)689−1112
御真言 おん あみりた ていぜい からうん
御詠歌 極楽の 弥陀の浄土へ 行きたくば 南無阿弥陀仏 口ぐせにせよ
極楽寺・信仰と文化財の寺(極楽寺資料から登載) |
極楽寺は、四国八十八箇所第二番の寺であり、真言宗高野山に属している。 三方を山にか困れた閑静な雰囲気の中にあり、素晴らしい宗教的な霊気に包まれていtます。 元々この地方は古くから開かれた土地で、寺の裏山からは旧石器時代の造物が多数出土している。 この地を弘法大師が、第二番の寺として定めたのは、弘仁6年(815)1200年前のこである。 御本尊の阿弥陀如来は、鎌倉時代のものであり、その慈悲に満ちた微笑みと優しさは、拝む人々 の心を打ち、第1級の仏像として国指定重要文化財に指定さてれいる。 さらに寺有の「両界マンダラ」の画像も素晴らしい。「両界マンダラ」とは、宇宙における多くの「仏」 「菩薩」を配置した絵図で、宇宙における真理を表したもので最高の調和を表現したものである。 寺有の「両界マンダラ」は、徳島県に現存するものの中では、最も優美秀作であり、南北朝時代、 即ち約650年以前のものであり、県指定文化財に「指定されている。 その他数多くの宝物を有し、大師堂・薬師堂・観音堂などが現存し、境内の荘厳さを増している。 人々は、諸々の願いを、この寺に祈る。即ち、「子授け地蔵」に子授けを祈り、「安産大師」に安産 を願い、弘法大師お手植えの「長命杉」の長寿を祈る。来世の幸せを「阿弥陀如来」に祈る寺である。 そこには、人々の人生における縮図がり、四国霊場八十八ケ所ではユニークな寺である。 本尊の阿弥陀如来は、4尺5寸で、弘法大師の作 当寺に留錫された弘法大師が、37日間、無量寿 の秘法を厳修されたとき、その結願の日に出現した阿弥陀如来の尊影を拝し、それを刻んで安置した ところが、この像から発する光が海原達して、漁業や航海の妨げになったので、全面に人工の山を築 いて光を遮ったという故事から日照山と号したという。 極楽寺は、天正年間(1573〜920年)の兵火で焼失し、万治2年(1659)に再建された。 本堂は、国の重要文化財に指定されている。 |