A-mate比較表

PC-98のアーキテクチャ解剖レベルでのA-mate細部比較表

世代第1世代第2.0世代第2.1世代第3.0世代第3.1世代
機種(ID 16進数)Ap,As,Ae(00)Af(05)Ap2,As2(06)An(0D)Ap3,As3(18)
JEDEC SIMM61SIMM(16MB壁有)専用ライザ上専用ライザ上直付け直付け
ソフトウェア的ハードウェアRESET不可可能可能可能可能
特徴的機能のI/Oアドレス530,430,43B***
SDIPスイッチ 468,46C
530,531,534,432
63D
530,531,534,432
63D
530,531,534,432
63C,63E,63F
530,531,534,432
63C,63E,63F
CPUライトバック可否×(P-ODP搭載不可)×(P54はWT)×◯K6-2可◯AMD5x86可
Plane mode PEGC可否*◎*×
IDE BIOS**第1世代(マルチRW無)第2世代第2世代第3世代(高速封印)第3世代(高速)
IDE port数1ch1ch1ch1ch2ch(ファイルベイ)
マウス/KB端子,音量調整前面,VR背面,VR背面,VR背面,ソフト背面,ソフト
1MB FDDインターフェイス無(A2-E02で)無(A2-E02で)無(A2-E02で)
SYSTEM ROMD27C4000D27C4000D27C4000PA28F400#PA28F400
フロントパネル互換性独自独自(横長)標準(後方互換)標準,VR穴無し標準,VR穴無し,フタ無し
その他ハイレゾROM不完全
ハイレゾ,CPU切換物理SW
4級塩キャパシタ
横にデカい
2FDDモデル無し
4級塩キャパシタ多い
不具合ロットあり?
4級塩キャパシタ多い
PnP化可能PnP対応
CPU LOWモード廃止
内蔵アクセラ取外し不可
注記
(*) Ap,As,Aeのみ、9801グラフィクスと独立のPEGC用VRAMを持つ。他の機種では共用。
(**) IDE BIOS 第2世代までは543MBの壁がある。それ以降は4351MB。
(***) I/O 43Bhは第2世代からは16MB SYSTEM空間の設定を返す機能に変更された。
(#) [ESC][HELP][8]押し起動ではFDloaderに移行しない。
(An) IDE BIOSの「高速封印」とは、高速モードが備わりながら機能しないようにBIOSが設定していることを示す。

A-mateの最適用途

 i486-DX4(ODP含む)を載せた場合、第1(Ae除く)、第2.1、第3.1世代の486機の間で、CPU・メモリのパフォーマンスは全く同じである。小改良しかなされていないといえる。大きく異なるのは、第1世代のメモリ空間と第3.1世代のIDEドライブの高速性、拡張性だけといってよい。したがってMS-DOSメインでの使用であれば第1世代で十分である。LOWモードがあるため、80's代ゲーム用に意図的に遅くすることもできる。物理スイッチですぐ切り替えができる点もよい。

 いっぽう現存する第2,第2.1世代はマザーボードの腐食がひどいため、いまからの入手や修理は現実的でない。CPU LOWモードとプレインPEGCにこだわらなければ第3.1世代がよい。

 Widows3.1/95/NTがメインならばAnは悪くない。MS-DOS運用では第2.1,第3.1世代機よりも遅さが目立つ。メモリアクセスが遅く640KB空間の上位にライトバックキャッシュが効かないから(この記事の最後を参照)である。

 MS-DOS運用(とくにゲーム)の場合、状態のよいPC-9801-86のサウンドボードを持っているならば、A-mateにこだわる必要はない。PC-9821XeやPC-9801BX3のほうがIDEドライブの拡張性があるぶん、お薦めできる。オンボードX-PCM音源を無効にすればPC-9821Xs,Xp,Xnもよい(ただし1995年春以降製造のもの)。

A-mateの、PC-9801FA,FS,FXに対する違い

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