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まずIDSEL信号。上段と中段には、100オームの抵抗がA26につながっています。この手前でパターンカットし、100オームの接続先を任意に選べるようにします(A26と書いたところからのびる青線)。これによりデバイス番号は任意に設定できます。パターンカットは裏側なので写真では見えません。なお、下段のIDSELは土台と同一となります、これは接続がPCIソケット下なので変更は困難です。
このNXライザでは、上段スロットのバスマスタ線は、A60,B60を使用、中段のバスマスタ線は、A40,A41を使用しています(写真でB40,B41というマジック表記が見えますがこれは間違い)。A60,B60は9821のマザー上でも未使用ですが、A40,A41は、キャッシュ関係は機能未使用とはいえ、プルアップされてしまっている(というかマザーの3スロット間で接続されている)ようなので、ここから入れるわけには行きません。したがって下段からとるか、若番ピンにあるテストピンあたりから入れることになります。
A17,B18のバスマスタ線の横取りは、青線と赤線です。この場合は下段は使用しない作りにしたので、中段のバスマスタ信号は下段から横取りしています。
割り込み線4本はいじらずにそのまま使うことにします。また、このライザー固有の、予約ピンを使った線は、そのままでは「抜かないでくださいボード」の固有信号ピンとカブってまずいので、コネクタエッジのところですべてパターンをはがし、接触しないようにしています。
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