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Unerhört   Op.5-5  
  Sechs Lieder
信じがたきこと  
     6つの歌曲

詩: ドロステ=ヒュルスホフ (Annette von Droste-Hülshoff,1797-1848) ドイツ
      

曲: コルネリウス (Peter Cornelius,1824-1874) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


Zum Ossa sprach der Pelion:
Was ist für ein Klang in den Lüften?
Singt wohl die sterbende Nachtigall?
oder eine verstoßene Houri?

Sechstausend Jahre machten mich grau,
und sechzigtausend Stunden
zehnmal fielen meine Cedern hin,
und meine Felsen verwittern,

doch nie drang solch ein Ton zu mir
vom Thal oder aus der Höhe.
Eine Mutter am Hange steht,
die weint ihr einzig Söhnlein.

オッサにぺリオンが話しかけた:
空に漂う音は何だろう?
歌っているのだろうか 死んだナイチンゲールが?
それとも放り出された天女なのか?

六千年は私を灰色にした
そして六万もの時間で
十回は倒された 私の杉は
私の岩は風雨にさらされて来た

だが こんな音は私のもとには来なかったぞ
谷からも 空からも
ひとりの母親があの坂のところに立って
泣いているのだ 自分の小さな息子を求めて

( 2018.01.03 藤井宏行 )


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