善光寺開帳 |
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詩:著作権のため掲載できません。ご了承ください
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長野で生まれた作曲家小山ですので、長野にちなむ作品は島崎藤村や小林一茶の詩に付けた曲をはじめいくつもあります。これは7年に1度の御開帳を迎える長野の善光寺の御開帳の様子を作曲者自身の書いた和歌につけた歌です。ゆったりとしたテンポでまるで雅楽や能楽のような調べは荘重な宗教儀式にはぴったりというところでしょうか。5月に行われる寺の前庭での稚児たちによる舞の情景が歌われていますが、寺とタイアップした作品なのかどうかは分かりませんでした。ちなみに作曲の1959年は御開帳の年に当たります。
( 2016.12.18 藤井宏行 )