豆の葉 |
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鳴らそ、鳴らそよ、 豆の葉を鳴らそ。 豆はそら豆、その葉をもんで 指にそめましよ、青い汁を、指に。 鳴らそ、鳴らそよ、 豆の葉を鳴らそ。 豆はそら豆、その葉を吹いて、 ぷうとお口でふくらましよ、口で。 鳴らそ、鳴らそよ、 豆の葉を鳴らそ。 豆はそら豆、その葉をのせて、 ぽんとお掌掌で鳴らしましよ、お掌で。 鳴らそ、鳴らそよ、 豆の葉を鳴らそ。 |
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1925年1月、「子供の歌」として書かれた5曲や「からたちの花」とほぼ同時期に一気に作曲された歌のひとつです。1927年の「童謡百曲集」第22曲「青蛙」(詞:三木露風)の雰囲気を思わせる(歌詞も似ています)曲でした。
( 2015.10.11 藤井宏行 )