Richard II Quarante Quatre chants de la France malheureuse |
40年のリチャード2世 4つの不幸なフランスの歌 |
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わが祖国はまるで小舟のようだ その乗組員どもに見捨てられた そしてわしはあの君主にそっくりだ あの不幸な どんな不幸よりも そやつが苦悩の王であった時 生きることは他ならぬのだ 方便に 風はろくに知らぬ 涙を乾かすことも 憎まねばならぬのだ わしの愛するものすべてを もはや持たぬものを わしは与えよう わしはあり続けるのだ わが苦悩の王で 心臓が鼓動を止めることもあろう 血は流れよう 熱がなくとも 2たす2はもはや4ではない 盗賊どもの鳩の飛翔にあっては わしはあり続けるのだ わが苦悩の王で 太陽が死のうと 蘇ろうと 空は失ったのじゃ その色を やさしきパリよ わが青春の さらば春よ 花の波止場の わしはあり続けるのだ わが苦悩の王で 抜け出すのじゃ 森や泉を 黙らせよ やかましい鳥どもを お前らの歌は隔離されねばならぬ 今は鳥刺しの治世なのじゃ わしはあり続けるのだ わが苦悩の王で 今は苦しみの時代だ ジャンヌがヴォクルールに着いた時の ああ!切り刻まれるのだ このフランスは その日は蒼ざめることとなろう わしはあり続けるのだ わが苦悩の王で (詞は大意です) |
( 2019.03.01 藤井宏行 )