朝顔銀河


 

朝顔は 心に歌を呼ぶ

はなびらに 星を 偲んでる

朝陽がさして (つゆ)はダイアの涙

(けが)れない 世界から 何故に こんなところへ

朝顔の ふるさとは 銀河のほとりです

 
   
 

朝顔が (なに)をか(うった)える

はなびらは 風に 戯れど

こぼれた(つゆ) まるで真珠の涙 

苦しいわ 汚いわ 地上 棲めやしないわ

朝顔は 頑張って 咲いててくれるけど

 
   
 

朝顔の 国へと旅をする

はなびらの (うみ)に 帆掛け船

人待ち顔で 舳先(へさき)海路(かいじ)へ向ける

スイスイと滑り込む 世界 澄み渡ってる

朝顔の ふるさとは 銀河のほとりです