久我山昔話




    盆おどり
昭和 20 年代の盆踊りは、久我山青年団〔泰吉麿団長〕が久我山稲 荷神社で開いていたが、数年で止めた。
昭和 47 年に鈴屋肉店の増田英治さんの発起人で、久我山5 丁目 8 番〔現在の久我山保育園〕の広場で再開した。やぐらは植米苑の泰 一十百(かずとも)さんが無料で建ててくれた。世田谷区烏山の渡 辺露天商が4 ~ 5件の店を出して賑やかした。会場はピーコックの 北側・稲荷神社を経て久我山中央緑地と巡って、今に至っているん だ。今年で45 回目です。(平成28 年8月 90)
 

   おみこし
久我山稲荷神社のお神輿は、昭和29 年(1954)9月26 日に、新調 されたんだ。 千葉県行徳の浅子神輿店〔16 代目で廃業〕より、岩 崎通信機のトラックに積まれてやって来た。
大勢の人々に迎えられ、午後2時頃、裸稲荷(はだかいなり)〔久我 山の東端〕に到着、笛・太鼓・木遣で神社入りしたんぁだ。大・中・ 小の3 基で 70万円だった。(秦治郎右衛門神輿新調委員長の資料 より(市毛宏幸さん所有))(平成26 年4月 62)


13