K鉱山 氷筍の向こうに蒼い地底湖
北海道某所
氷筍とは鍾乳洞の鍾乳石のごとく、冬季に洞窟内などで滴下する雫が地面で凍結し
それが積み重なり竹の子状の氷塊となったものである。
言わば地面から生えるツララのようなものだ。
登別カルルス鉱山や大滝村は氷筍で有名だが、
幾春別炭鉱、λ鉱山や空知にも氷筍の豊かな鉱山がある。
しかしながら今回紹介のK鉱山はその圧倒的な規模の氷筍で坑内が埋め尽くされている。
更に奥深い坑道の奥には複数の地底湖が存在する。
数キロに及ぶ坑道を6時間という長丁場で探索した。
巨大氷筍を縫って最奥を目指そう。
氷筍・地底湖・蝙蝠・・・