楽しむことは不可能?
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あけましておめでとうございます。 昨年の夏の高校野球で、神奈川県代表の慶応高校が107年ぶりに優勝しました。 そのとき、慶応高校が掲げていたスローガンは「 Enjoy baseball 」。 ただ、監督の森林さんは「誤解されやすいですね。」と、仰っていました。 当時キャプテンだった大村さんは、 神奈川県大会の決勝で、横浜高校と、甲子園出場を懸けて戦ったことについて、 「満員の横浜スタジアムという最高の舞台で、最高の相手と試合ができているという、 この瞬間が楽しくてしかたなかった。」とコメントしていました。 監督の森林さんは、 甲子園の決勝で、宮城県代表の仙台育英高校と、全国制覇を懸けて戦ったことについて、 本来なら、リードしている状況で、早く試合が終わってほしいと思うところなんでしょうけれど、 昨年優勝した学校と、甲子園の決勝を戦えている、この状態がずーっと続いてほしい・・・という 不思議な感覚になったそうです。 これらは、いずれも決勝戦についてのものですが、 よく考えると、準決勝まで勝ち抜いてきた後に、決勝があるんですよね。 「優勝」という、最高の結果が付いてくる決勝戦は、確かにインパクトが大きいでしょうが、 よく考えると、その舞台にたどり着くまでに、厳しい試合もあったことでしょうし、 だいぶしんどい思いをしている。 最初から楽しんでプレーしていたわけではなく、必死にプレーし、結果を出していった後に、 楽しく感じることができる心境に達したのでしょう。 中学校や高校で学ぶ英文法に「不定詞」「動名詞」があります。 ともに、動詞を活用して名詞句を作ります。 動詞の性質を持っていることは共通していますが、両者の間には、少し違いがあります。 「不定詞」は、“これから起こること”という意味合いがあり、 「動名詞」は、“今、起こっていること”“既に起こったこと”という意味合いがあります。 動名詞と、名詞的用法の不定詞は、いずれも、動詞の目的語になりますが、 動詞によっては、どちらか一方しか目的語にできません。 「 enjoy 」は、不定詞を目的語にとれず、動名詞しか目的語にとれない動詞として、テストにも頻出します。 “これから起こること”を楽しむのは不可能!・・・ということでしょうか? テスト勉強は、そうかも知れません。 テストに向けて、これから勉強していこう!・・・という時は、あまり楽しさを感じない。 必死で勉強して、結果が伴えば、楽しく感じる・・・そういう順序かも知れませんね〜。 (テスト勉強)=(楽しい感覚が事後的な勉強)とすると、 (楽しい感覚が事前的な勉強)とは、何?・・・ということになります。 答えを知りたい人は、当塾へどうぞ♪ 今年もよろしくお願いします。 |
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