第1回 MIDIを始める

MIDIを始めるにはまずパソコンショップへ行って、DTMの機械(MIDI音源)やソフトを買ってということになるのが普通の選択です。自分で演奏、作曲、編曲を手がける人ならば使いこなせるのでしょうが、私のように楽器がまるで弾けない人には、どうも猫に小判のようです。 こんな人がMIDIでなにができるかを追究しました。

(1)ソフトウエア(音のデータ)
自分で作れないならば、人の作ったのを楽しめばいいわけです。「MIDI、ダウンロード」のkeywordで検索をかけて、次の2つのサイトを見つけました。 Standard MIDI Files on the Netは強力なリンク集です。6000以上のリンクが紹介されていますので、ほとんどのジャンルの曲のデータを無料で手に入れることができます。

ただし最近の曲になると、やはり有料でないと入手できません。楽器店に行ってパッケージされたデータを買うこともできるのですが、やはりインターネットユーザーならinternet MIDI LINKが便利です。ここから6000曲以上のデータが1曲あたり200円から300円でダウンロードできます。

(2)アプリケーションソフト
MacintoshのMIDI用シェアウエアとして有名なのはMIDIGraphyでTONTATA's Home Pageからダウンロードできます。これが本当にシェアウエア?と思うほど機能が充実しています。またMIDI音源を買わなくても、QuikTimeの機能を使うことで一応MIDIデータの再生はできます。また楽譜を基にしたデータの打ち込みや、音符の編集や再生スピードの調節など一通りのことはできるようです。

(3)カラオケ、マイナスワン演奏
カラオケ専用のデータを使えば一番簡単ですがMIDIGraphyを使って、普通のデータでも特定のチャンネル(メロディー部)だけを再生させないように設定することで、実現できます。でもこのとき歌詞までは出ませんけれどね。

これを参考にいろいろお試し下さい。

記1997年6月30日


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