雨竜沼湿原と暑寒別岳に行こうよ

2006/10

「登山」は腰を痛めて、ここ2年ほどは控えていましたが、9月に腰の手術(レーザー)が成功し、密かに狙っていました。10月、私と同じように校長を早期退職して、北海道ニセコで教え子(私の教え子でもあります)が経営するホテルで働いている先輩を訪ねました。ホテルの観光農場の場長を任されている彼と久しぶりにいろんな話しを。農園を見学し、野菜作りは私の方が一日の長がありアドバイスも。地元の農家の人たちとも交流して久しぶりに心の底からやる気が出てきました。逗留中は成り行きで私までホテルの皿洗いを経験、まるで職業体験。また彼が目の前に広がる10,000平方メートル(10町)ものホテル農地をたった一人で耕す遠大な計画をとくとくと話してくれ、興奮を覚えました。「一緒にやってくれよ」と言われた言葉が未だに耳にこびりついています(やるかも!)。ニセコに逗留していた1週間ほどの間に、ニセコ連峰のニセコアンヌプリやチセヌプリ、イワオヌプリにアタック。下り道でジャンプしても腰はなんともなく最高の気分。単独行で熊の出没だけが怖かったですが。ただ何処に行っても私かそれ以上の年頃?の旅人や登山者がウロチョロしていて、自分を映す近未来の鏡のようでちょっぴり考えてしまいました。ニセコは温泉の宝庫。特に「雪秩父温泉」は最高。来年は雨竜沼湿原(ウリュウヌマ)と暑寒別岳(ショウカンベツダケ)に行こうと思っています。尾瀬沼とよく比較されますが、雨竜沼は独特の美しさや生態系を保っています。雨竜沼湿原は近年、ラムサール条約に登録されましたが、幸いにもまだあまり脚光を浴びていない地域です。「さやか会」でも一度計画してもらえないでしょうか?北海道の彼は優秀な登山家でそうなればサポートしてくれますよ。(写真の右ストックについているのはガムテープでつけた応急の熊よけの鈴。コエンザイムQ10の空缶に小石を入れました)

茨高ネット・クラス会