First Written:07.6.24

首 都 圏 新 都 市 鉄 道


 つくばエクスプレス(事業者の正式名称は首都圏新都市鉄道)は、東京の秋葉原から茨城県のつくば市までの約60kmを最速45分で結ぶ、2005年に開業した新しい路線です。1980年代、限界に達しつつあったJR常磐線の混雑を緩和するために、いわゆる「常磐新線」として計画が持ち上がったのがこのつくばエクスプレスです。当初はJRの路線になるはずでしたが、JRが先行きに不安を示したため単独の事業者で運行することになりました。しかし技術の粋を集めた速達性や、それまで鉄道の通らなかった地域の沿線開発が進んだことなどから、開業後はJRの懸念をよそに、利用客数が当初の予想を超えるなど、好調な輸送実績を上げています。

 全線にわたって地下線と高架線の高規格路線で、JR以外の通勤路線で初となる130km/h運転をしているほか、沿線の地磁気観測所への影響を避けるために、これもJR以外の路線で初となる交直両用の電化方式を採用しています。全駅にホームドアを採用し、ATOを導入したことで、全列車でワンマン運転を実施しています。

 

TX-1000系 (2005.8.24〜)
秋葉原⇒守谷 2005.12 守谷駅

直流区間専用の車輌で、運用は守谷以南に限定されます。外観はTX-2000系と同じですが、銘板の地色で区別できます(紺色がTX-1000系、赤色がTX-2000系)。3M3T。
最高速度130km/h、ATO搭載のワンマン運転などはTX-2000系と共通です。
TX-2000系 (2005.8.24〜)
快速 秋葉原⇒つくば 2005.12 守谷駅

つくばエクスプレスは守谷以北は交流電化となっています。TX-2000系はJR以外では初の交直両用の車輌で、つくばまで直通する列車のほか、TX-1000系と共に守谷以南のみの運用に就くこともあります。中央の2輌が、収納式テーブルを備えたセミクロスシート車です。4M2T。
TX-2000系 (2008〜)
快速 秋葉原⇒つくば 2010.1 守谷駅

利用客の増加を受けて増産された2次車は、前面と腰部に朱色と白の帯が入ります。