最終更新:04.12.17
わたらせ渓谷鐵道
| 「わてつ」の愛称で親しまれるわたらせ渓谷鐵道は、桐生市と足尾町の間44.1kmを渡良瀬川の渓谷を縫うように走るローカル線。1990年に国鉄足尾線から経営を受け継いだ第三セクターの鉄道会社である。 沿線には観光名所が多くあり、四季移り変わる美しい景観の中をレールバスでのんびり走る鉄道は、観光客にとても人気があって、4〜11月にはトロッコ列車の運転もある。 しかし現実は厳しいようで、並行する国道122号線に輸送を押されて赤字が続き、設立のときの補助金も2003年度に底をついてしまった。現在、沿線住民の意見を聞きながら、廃線にするか自治体などで赤字を賄うかを検討中だそうである。 普通列車用の車輛は全て新造だが、イベント列車は国鉄から引き継いだ車輛を使っていたり、足尾駅には国鉄の気動車が放置されていたりと、国鉄時代の名残を強く感じる。また、国鉄時代から全く変わらない駅施設も魅力である。 |
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200番代はセミクロスでトイレ付き。わたらせ渓谷鐵道の車輛には、ひとつひとつひらがなの愛称がついている。 |
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少し大型の300番代。側面にはカモシカやウサギをかたどった金属板がつけられている。(写真はカモシカ) |
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以前は朱色と肌色の国鉄を思わせる塗色だったが、現在は足尾銅山にちなんで「銅(あかがね)」色に塗られている。 |
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「やすらぎ」をJRから買い上げ、トロッコの走れない冬用の観光列車として2001年に登場したお座敷列車。車内はクリスマス列車の飾りつけのままだった。 |
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12系客車と京王5000系をトロッコ用に改造したもの。4両のうち中間の2両が旧京王5000系を改造したトロッコ式になっている。床下機器には「スハフ12 150」の型番表示がそのまま残されている。車齢からか傷みが激しく、塗装の剥げた上に無理やり銅色に塗りなおしている。 |