最終更新:08.9.29

東 京 急 行 電 鉄


 東京急行電鉄は、渋谷を基点とする東横線・田園都市線と、住宅地を縫うように走る大井町線・目黒線・池上線・多摩川線などからなっています。1日あたりの平均の輸送人員は約260万人、1年間で延べ9億5千万人が利用する、文句なしの民鉄最大手です。

 輸送の要は東横線と田園都市線で、東京―横浜間の輸送を一手に引き受けています。特に東横線ではJR東日本に勝手に敵意を燃やされ、湘南新宿ラインで戦いを挑まれていますが、特急を設定したり、JRと競合する横浜―桜木町間を廃止する代わりにみなとみらい線との相互直通運転を始めるなど、東急も売られた喧嘩は買っています。また田園都市線では、東京メトロ半蔵門線の全線開通に伴い、中央林間―南栗橋間の全長100km近い相互直通運転も実施されています。
 一方、大井町線・池上線・多摩川線は、昔ながらの住宅地の間を短編成の車輛が網の目のように走り、市民の身近な足となっています。

 東急は地下鉄を介した直通運転がとても多く、中央林間―南栗橋(田園都市線・東京メトロ半蔵門線・東武日光線)、菊名―東武動物公園(東横線・東京メトロ日比谷線・東武伊勢崎線)、武蔵小杉―浦和美園(目黒線・東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道線)、武蔵小杉―西高島平(目黒線・都営三田線)の4線が都心を貫通しています。

 

7700系 池上線
  (改造:1987〜/7000系新造:1962〜)
蒲田⇒五反田 2004.11 蒲田駅
7700系(カブキ色) 池上線 
蒲田⇒五反田 04.11 雪が谷大塚駅

 日本初のオールステンレスカーで有名な7000系の車体を再利用し、改造したのが7700系です。見た目は40年前の7000系ほぼそのままですが、VVVF化・ワンマン化・冷房化・幕のLED化・ワンハンドルマスコン化などを施し、性能面では他の車輛に劣りません。池上線・多摩川線で現在も主力として活躍中です。 18m3扉。
 2002年に3両編成2本が十和田観光鉄道に譲渡されました。
7700系先頭車化改造 池上線
  (1996改造)

蒲田⇒五反田 2004.11 蒲田駅

 7700系を目蒲線(当時)から池上線に転属させる際に、中間車を先頭車化改造してできた編成。古い小さな車体に大きなシングルアームパンタが似つかわしくない。

 

7600系 (1986〜/7200系新造:1967〜)
五反田⇒蒲田 2005.3 旗の台駅

 先頭が独特のダイヤモンドカットで有名な7200系を種車に、7700系と同様な改造を施したのが7600系です。7700系と共に池上線・多摩川線を走ります。全車カブキ塗装ではありますが、7200系のダイヤモンドカットが未だ見られるのは嬉しい限りです。 18m3扉。

 

8000系(1969〜) 大井町線
大井町⇒二子玉川
     2004.11 二子玉川駅

 東急初となる車長20mの大型車で、界磁チョッパ制御・ワンハンドルマスコンなど、当時世界最先端の車輛。東横線と大井町線を走ります。登場から30年以上、東急の主力として活躍してきましたが、5000系の登場により、近年廃車され始めています。 20m4扉。
8000系(カブキ色) 東横線
急行 元町・中華街⇒渋谷
     2005.7 武蔵小杉駅

 リニューアルされた更新車は、「カブキ色」と呼ばれる独特の塗装をされています。
8000系(帯なし)
渋谷行 2005.7 武蔵小杉駅

 8000系は登場当初はこのような帯なしでした。その登場時に近い姿に再現された編成が2005年7月7日より運転を開始しています。
8000系(伊豆急色)伊豆のなつ号
急行 元町・中華街⇒渋谷
   2005.7 学芸大学駅

 伊豆の観光PRのため、2005年7月2日〜24日の土休日に、伊豆急行に譲渡された8000系の外装で「伊豆のなつ」号が運転されました。写真ではヘッドマークを模したシールと伊豆急の種別板を付けていますが、運転開始当初は付けられていませんでした。ちなみに列番は「129(いずきゅう)」です(笑)

 

8500系(1975〜) 田園都市線直通
区間準急 中央林間行 2005.7 曳舟駅

8500系 大井町線 (2006〜)
大井町⇒二子玉川 2008.8 旗の台駅

8500系 TOQ-BOX (1987〜)
中央林間行 2006.7 二子玉川駅

 

8090系(1980〜) 大井町線
二子玉川⇒大井町 05.3 二子玉川駅

8090系(1984〜) 大井町線
大井町⇒二子玉川 04.11 旗の台駅

 8090系は1980年に東横線の車輌として登場しました。性能は8000系と変わりませんが、車重を3t近くも減らした軽量ステンレス車です。
 前面が3平面からなり(「三面折妻式」と呼ぶらしい)、車体が上部に向かって傾斜しているので、全体にどてっとした印象で、非常に特徴あるデザインです。また、第4編成以降は運転台が高くなり、前照灯が帯の位置に収まりました。(右写真)
 当初地下区間への乗り入れは想定されていなかったため、前面は非貫通です。これではみなとみらい線に乗り入れできないため、東横線は貫通型の8590系に任せ、8090系は全車が大井町線に転属になっています。
8090系 大井町線(2006〜)
大井町⇒二子玉川 2008.8 大井町駅

 

8090系 大井町線(2006〜)
二子玉川⇒大井町 2006.7 二子玉川駅

 

8590系(1988〜) 東横線
渋谷行 2004.11 多摩川駅

 8090系は東横線専用だったため前面は非貫通でしたが、みなとみらい線乗り入れのために、先頭が貫通型の8590系が製造されました。中間車は8090系と共通です。現在は全車が東横線で活躍しています。
8590系(大井町線直通帯)(2006〜)
大井町⇒二子玉川 2008.8 旗の台駅

 

9000系(1986〜) 東横線
渋谷行 2004.11 多摩川駅

9000系(2008〜) 大井町線
大井町⇒二子玉川 2008.8 旗の台駅

9000系(TOQ BOX)東横線
急行 渋谷⇒桜木町 2003.9 渋谷駅

9000系 東横線
渋谷行 2004.11 多摩川駅

 

1000系 (1988〜)
 東横線 日比谷線直通

北千住行 2004.11 多摩川駅

1000系 池上線
五反田⇒蒲田 2005.3 旗の台駅

 

2000系 (1992〜)
押上行 2005.10 長津田駅
 

 

3000系 (1999〜)
武蔵小杉⇒西高島平 2005.5 不動前駅

 

5000系(2002〜) 田園都市線
中央林間行 2005.3 二子玉川駅

5050系(2004〜) 東横線
渋谷⇒元町・中華街
    2005.3 自由が丘駅

5080系(2003〜) 目黒線
武蔵小杉⇒西高島平 2005.5 不動前駅

 

7000系 (2007.12.25〜)
五反田⇒蒲田 2008.8 蒲田駅

 

6000系 (2008.3.28〜)
急行 大井町⇒二子玉川 2008.8 旗の台駅

 

軌道線(世田谷線)

300系(301) 玉電塗装 (2005.11〜)
三軒茶屋⇒下高井戸
  2006.7 三軒茶屋―西太子堂
300系(301) (1999.7.11〜)
三軒茶屋⇒下高井戸
      2005.7 三軒茶屋駅

 初めて世田谷線に投入された300系です。前にはサザエさんのイラストがあり、側面はマナーを呼びかける広告が貼られています。車体は濃い緑色。
300系(302) (2000.3.15〜)
下高井戸⇒三軒茶屋
      2005.9 下高井戸―松原

 水色の車体です。
300系(303) (2000.6.24〜)
下高井戸⇒三軒茶屋
      2005.9 下高井戸―松原

 濃い青色の車体です。
300系(304) (2000.7.8〜)
下高井戸⇒三軒茶屋 2005.7 松原駅

 301よりもやや明るい緑色です。
300系(305) (2000.10.7〜)
三軒茶屋⇒下高井戸
      2005.7 三軒茶屋駅

 ピンク色の車体です。この車両から、座席の一部の配置が変更になり、着席定員が6名増えました。
300系(306) (2000.12.9〜)
下高井戸⇒三軒茶屋
      2005.9 下高井戸―松原

 車体は黄色です。
300系(307) (2001.1〜)
下高井戸⇒三軒茶屋
      2005.9 下高井戸―松原

 ホームの嵩上げに伴って、製造時のドアの位置がこの車両から高くなり、ステップがなくなりました。車体は薄紫(青紫?)です。
300系(308) (2001.2?〜)
下高井戸⇒三軒茶屋
      2005.9 下高井戸―松原

 赤の車体。

300系(309) (2001.3〜)
下高井戸⇒三軒茶屋
      2005.9 下高井戸―松原

 車体のオレンジ色は、バーントオレンジ・・・というんだそうです。「せたまる」の広告車です。
300系(310) (2001.3〜)
下高井戸⇒三軒茶屋 2005.10 若林駅

 車体の緑色は、ターコイズグリーン・・・というんだそうです。3種類目の緑色です。