First Written:04.5.16
Last Updated:05.7.24

205系電車
 
 205系は、201系の後継車輛として1985年に山手線に登場しました。国鉄初の本格的なステンレスカーで、塗装が不要なため塗装のメンテナンスコストが大きく軽減されたほか、車体の軽量化により省電力化にも成功しました。
 1988年からは、それまで通勤輸送の中心だった103系に代わる通勤車輛として首都圏各線に躍進し、今ではすっかり首都圏の顔となりました。各線ごとに、ラインカラーをはじめ、前面デザインなども多彩なバリエーションがあり、見ていて飽きません。
 E231系500による山手線での205系の置き換えが2005年3月に完了し、一つの時代が終わりました。205系は他の線区で活躍することとなり、205系は新しい時代を迎えています。
使用年 1985年〜現在
使用路線 山手横浜埼京京浜東北中央総武緩行南武京葉武蔵野相模川越八高・仙石・南武支
東海道・山陽・阪和線
最高速度 100km/h
制御方式 界磁添加励磁制御
番台区分 0・500・1000・1100・1200・3000・3100・5000

 

山手 横浜 南武 埼京 中央総武 京浜東北 武蔵野
5000
京葉 武蔵野 京葉 相模
500
JR西
1000
南武支
1000
鶴見
1100
南武
1200
川越八高
3000
仙石
3100
仙石
3100
仙石
3100

 

205系 山手線(1985.3.25〜2005.4.17)
内回り 2004.5 御徒町駅

 山手線に投入された初期車。初期車のみ、ドアの窓の縦幅が小さくなっています。E231系500により全車が置き換えられ、全ての車輛が他線区へ転出しました。6M5T。
205系 横浜線 (1988.9.22〜)
快速 八王子行・各停 橋本行
2003.9 東神奈川駅

 横浜線は山手線の次に205系が投入されました。横浜線はこの205系で統一されています。103系時代から横浜線のラインカラーであるウグイスに、山手線と区別するためエメラルドグリーンが加えられました。4M4T。
205系 南武線 (1989.3.11〜)
立川⇒川崎 2003.8 立川駅

 南武線の帯の色は黄・橙・葡萄の3色。山手線から205系が大量に押し寄せ、2004年中に103系の置き換えが完了しました。4M2T。
205系 埼京線 (1989.7.1〜)
大宮行 2003.5 新宿駅

 鮮やかな緑の帯の埼京線。りんかい線乗り入れに併せて方向幕がLEDにされました。一部の編成を除き、殺人的に混雑する川越寄りの8・9号車に山手線からの6扉車が充てられています。6M4T。

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205系 中央・総武線各駅停車
(1989.8.1〜2001.11.27)
 

 
205系 京浜東北・根岸線
 
(1989.10.26〜1996.2.1)

 

 
205系 武蔵野線 (1990.3.10〜)
東京⇒府中本町 2003.9 西国分寺駅

 武蔵野線用の205系は京葉線用と共に前面のデザインが異なります。帯色は橙・白・葡萄。京葉線地下区間の勾配がきついため、6M2Tの強力編成です。
205系5000 武蔵野線 (2003〜)
東京⇒府中本町 2005.5 北朝霞駅

 5000番台はモハのみの形式。勾配区間を4M4Tで走らせるために、VVVF化改造を施して出力増強したものです。帯色以外の外観は、山手線や埼京線の頃のままです。
205系 京葉線 (1990.3.10〜)
東京⇒海浜幕張 2003.9 新木場駅

 武蔵野線と顔は同じですが、こちらは前面のFRPが白に塗られています。青一色だった京葉線にショッキングピンクで登場し、非常にインパクトの強い存在です。
205系 京葉線
快速 東京行 2003.9 新木場駅

 山手線や中央総武緩行線を追い出されてきた205系。武蔵野線と同じく、転勤組の顔はオリジナルのままです。
205系500 相模線(1991〜)
橋本⇒茅ヶ崎 2004.3 海老名駅

 1991の相模線電化に伴い登場。半自動ドア・4両固定編成で、相模線専用の車両です。顔立ちは他と比べて大きく違います。左側は貫通扉に見えますが、ただのデザインです。

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205系1000 JR西日本
 

 阪和線向けに最高速度が110km/hに改造された車両で、前面窓の左右比が逆なのが特徴です。新型車の投入により、近く姿を消すとか。
205系1000 南武支線 (2003〜)
尻手⇒浜川崎 2003.8 尻手駅

 最後まで南部支線に残っていた101系の置き換え用に、山手205のモハをワンマン化・クモハ化改造したものです。JR西日本の1000番台とは全く別モノですが、こちらはクモハのみなので車番は重複しません。
 この車両を皮切りに、新しいデザインの205系先頭車化改造車が続々と登場しました。帯は象牙・緑・黄の独特の色使いです。
205系1100 鶴見線 (2003〜)
扇町⇒鶴見 2005 扇町駅

 鶴見線は首都圏で最後まで103系だけでがんばってきましたが、とうとう205系の先頭車化改造車が押し寄せてきました。鶴見線の103系も近々置き換えられる予定です。帯色は黄・白・水色。もうちょっといい配色はなかったんでしょうか。2M1T。
205系1200 南武線 (2004〜)
立川⇒川崎 2005 西国立駅

 南武線にも103系置き換え用に205系が転属してきていましたが、それだけでは飽き足らず、2004年にはとうとう中間車を先頭車化改造した編成まで出現しました。これにより、南武線内での103系置き換えは完了しました。
205系3000 川越・八高線 (2003〜)
八王子⇒川越 2005.7 八王子駅

 3000番台は、山手線205系の中間車を先頭車化改造し、半自動ドア化などを施して、川越・八高線の103系3000・3500番台の置き換え用に投入されました。

205系3100 仙石線 (2002.12〜)
東塩釜行 2004.5. 苦竹駅

 かつて仙石線の旧型国電を置き換えるために首都圏から103系がはるばるやってきましたが、今度は103系を置き換えるために山手線から205系改造車がやってきました。石巻方の先頭車。2M2T。
205系3100 仙石線 (2002.12〜)
東塩釜行 2004.5. 陸前高砂駅

 上写真の反対側・仙台方の先頭車。帯は仙台方より黄緑・紫・橙・紅と、車両ごとに色分けされていてとても綺麗です。この色の編成の石巻方の先頭車には、クロスシートとロングシートの切り替えができる「2way seat」が装備されています。
205系3100 仙石線 (2002.11〜)
あおば通行 2004.5. 多賀城駅

 103系に倣った青帯の仙石線。小田急3000系に丸みを持たせたような感じがします。こちらには「2way seat」はありません。3100番台は全ての編成に改造の際にトイレがつけられました。

 

205系 Notes

京浜東北中央総武緩行
 京浜東北線は水色、中央総武緩行線は黄色の帯。京浜東北線は209系、中央総武緩行線はE231系により、どちらも他線区へ転出するなどして消滅。

1200番台(南武線/2004〜):
 南武線にも103系置き換え用に205系が転属してきていたが、2004年からは中間車を先頭車化改造した編成も現れた。

1000番台(JR西日本):
 阪和線向けに最高速度が110km/hに改造された。前面窓の左右比が逆。南武支線の1000番台は全く別物だが、こちらはクモハだけなので車番は重複しない。

3000番台(川越・八高線/2003〜):
 山手線205系の中間車を先頭車化改造し、半自動ドア化などを施し、川越・八高線の103系3000・3500番台の置き換え用に導入された。

1100番台(鶴見線/2004〜):
 鶴見線は最後まで103系だけでがんばっていたが、とうとう先頭車化改造の205系が投入された。クハ=モハ=クモハの3両編成。

3100番台
(仙石線/2002〜):
 余剰になった山手線の205系を改造し、仙石線用にしたもの。半自動ドア化・トイレの取り付け・2wayシートの取り付け(一部)など、大幅な改造を施している。帯色もカラフル。