フローリング・ワックス掛けの折、本棚を整理しました
プロフィール 「読書」の補足
読みたい本を次々に買い求め、本棚から読み終えた本があふれるようになると、いつかは整理しなくてはなりません。
若かった頃に感銘を受けた本も、またいつか読み返したいと残してきましたが、濫読のまま本棚に放置されていました。
昔の酸性紙でできた本はすっかり風化しています。何だか自分の(脳ミソの)老齢化でも映しているみたいです。
本棚の整理の機に、本も思い切って処分します。 その前に本のカバーのコレクション。
こうして並べてみると、切手とか、思い出の記念写真に似てなくもないかも…
「日本語のために」を読んでファンになり、読書に人生の楽しみを見出しました。わが子の命名は、著書から着想を得ました。幾度となく主賓で臨席した結婚披露宴の挨拶もここから。随筆は渉猟し尽くしたと思っていましたが、既に処分した本を足しても、まだ未読の本があるようです。
カバーを逸失したもの、既に処分した本の中にも面白かったものが多々ありました。佐貫亦男「ヒコーキの心」シリーズ、鈴木健二「男は20代に何をなすべきか」「ビッグマン愚行録」、加藤文太郎「単独行」などなど。『文章読本』も他に、谷崎潤一郎、三島由紀夫、中村真一郎、向井敏、吉行淳之介…と読み継ぎました。
振り返れば、何もかも、皆なつかしい…