被爆体験を語り継ぐ活動に参加を! 

 2023年4月時点で、日本の総人口の内戦後生まれは87%、80歳以上の割合は10%以下と推定され、戦争や被爆の体験を語れる人は年々少なくなり、戦争や原爆の悲惨さが忘れさられてしまいそうです。
 平和の大切さ、そして命の尊さを語り継ぐ活動は、原爆を体験した私たちの使命であります。決して風化させてはいけないのです。
 福岡市原爆被害者の会では今、20数人の証言者(語り部)が熱い思いで戦争と原爆の体験を語り継ぐ活動を続けていますが、さらに一人でも多く、この証言(語り部)活動に参加してくださる方を求めています。

 学校の授業では生徒さんが、体験談を真剣に聞いてくれます。 また原爆のことを実際に体験した人から聞きたがっている若い人達に、体験した私たちは、その事実に目を背けないで語り継がなければなりません。

 被爆体験の内容は被爆者夫々異なりますが、その体験は本人にしか語れない貴重な体験であり、事実をそのまま伝えることが聞く人の心に響くのです。
 体験談を聞く生徒・若い人の真剣なまなざしに出会うとき、またその後に寄せられた感想文を読んだとき、語り継ぐことができた達成感とやり甲斐を感じます。
 あの悲惨な体験を2度と繰り返すことのないよう、貴重な被爆体験を後世に語り継いでくださることを切に願っています。

     ご相談は福岡市原爆被害者の会 事務局 092-711-0425まで