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  2014/10月 多々良沼一周自然観察ウォーキング
〔主催〕 多々良沼自然公園を愛する会
 
日   時  2014年10月25日(土)快晴 9:00−12:00
集合場所  多々良沼公園 自然観察エリア ボランティアセンター
参加状況  69名 (一般参加多数)
内   容  多々良沼公園の周回園路 約6Km を自然観察しながらウォーキング
説   明   この秋、最高の日和に恵まれ、楽しく気持ち良いウォーキングになった。多々良沼公園では、周回園路の整備が進められ、一足先に出来上がった園路(歩道)一周約6Kmを、青木先生の先導で周辺の自然を観察しながら歩いた。
 自然観察は、植物の大家、青木先生の解説、日本野鳥の会の太田さんによる野鳥観察さらに中野さん他の会員の説明を交えながら進められた。
 行程は、まず自然観察エリアを抜け、「夕陽の小径」から沼全景を眺めながら、ガバ沼方面へ向かい、完成したばかりの孫兵衛川に掛かる歩道「向野橋」を渡り、浮島弁財天を廻って、邑楽町公園で一休み。休憩後、「花と憩いのエリア」を経て、新しく完成した桜並木の歩道を進み、一般道をはさんで、再び造成園路を散策、松林を抜けてボランティアセンターへ無事に戻った。
 多々良沼の自然への新たな刺激と心地よい疲れを感じた3時間でした。
 9時、開式です。  〔小平正久さん撮影〕 「夕陽の小径」デッキから沼を一望
澄みきった青空も素晴らしいですね。
青木先生・中野さんから外来植物の説明。
整然と歩いています。              〔小平正久さん撮影〕
太田さん、小鳥を見つけたようです。 こちら、子供は気ままに歩いてます。
時より立ち止まって、青木先生の解説で植物観察します。
  
≪蛇足≫ 完成した桜並木の歩道と大きく変わった沼の景色
逆川水門付近の桜並木に造成された歩道。
車を気にすることなく、桜見物が楽しみです。
逆川水門から沼の景色(一面、ハスが繁茂) 5年ほど前の旧水門からの姿(渇水期) 
 逆川水門は公園整備で一新されたが、この方面の沼の景色もハスの出現、急速な繁茂によって一変した。その後、このハスを漁協が沼の北西部沼辺に植え付け、こちらも数年で繁茂し拡がった。昔ながらの沼ハスと違い食用にも適さず、どんな目的なのか理解に苦しむ。これを刈取りもせず放置したままでは、水質悪化も懸念される。植えた者は、その後処理も含めその責任も負う必要があるのではないか。
 これは、個人や団体の独善的、不見識な行動が沼の自然を劇的に変える、典型的な例と思われる。
 この沼とその周辺は、県立公園になっている。その環境の急速な変化に対しては、速やかに察知してその影響を予測、迅速に対処されなければならないと考える。現状はすでに手遅れの感はあるものの、その環境アセスメントは不可欠である。
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