[spain]
2001年夏に行ったのに、あれから半年以上経って、もう記憶が定かではありません。帰ってきてすぐ作れば良かった…。
えと、ともかく、スペインは情熱の国ですから、熱いです!や、暑い。なんたって、昼間暑いから昼寝するんだもんね。
日本に帰ってきてからも、密かにマイ・ブームになってたシェスタ。こう言うと、何となく聞こえは良いけどワタシのは単なるなまけグセです(笑)
暑い国ですが、乾燥してるので日陰に入ると涼しいのです。過ごしやすい気候だ〜。

行ったのは、マドリッド→トレド→セビリア→コルドバ→ミハス→グラナダ→バルセロナです。
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マドリッドの王宮(だったと思う…)
マドリッド中心地にある公園にあるドンキホーテの像。




↑マドリッドの街並み。白く靄がかかってるのは霊象ではなく、あまりの暑さと太陽の眩しさに写真がハレーション起こしてる模様。
←プラド美術館にあるゴヤの像。さすがにゴヤの絵がいっぱいあった…気がする。
パエリア屋さんの看板。
町中至るところにこういう看板が付いてます。それだけパエリア屋さんが多いんだろうけど。




古都トレドの町並。右は有名な橋。でも名前忘れちゃった。何かドラクエチック(笑)
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← 左はセビリアの昔の市庁舎みたいな所。
(うそかも!これは本当に嘘かもしれない…。一番自信がないわ。)
そしてこれ↓は、セビリアの王宮だったかなー……?す、すんません。


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ええと、このへんは…、多分コルドバの教会だと思います(苦笑)
中がめっちゃくちゃ広くて、長い歴史の中で後からどんどん増築されて、年代ごとに建物の特色が出てるそうです。説明してもらってその時は良くわかったけど、今ここで自分で説明する事は到底できませぬ。ともかく本当にスペインは、イスラム教の文化とキリスト教の文化が混在していて、この写真もイスラムの何とか天井(?)だという話でした…。
メスキータの中は、神聖さを醸し出すために概ね中が暗く作られていて、ここも凄く光が少なくって、でもそれが却って本当に綺麗に見えました。

凄く綺麗だったメスキータの天井
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← 一番スペインらしい風景と言ったらコレ。(と、わたしは思っている)
白い壁に花が吊るされてあるお家。コルドバの商店街(他に言い様が…)
写真スポットがあって、ちょうどこの位置から取ると、道の向こうに町のシンボルの塔が入るんですって。ちゃんと言われた通り、そこで取りました(笑)
本当に日差しが強いので、こういう白い壁が眩しかったです。壁に吊るしてあるお花も、色とりどりですごく綺麗。何かもうホントに、TVとかで見るスペインの風景そのままで感動しました〜。でも暑くて日陰ばっかり選んで歩いてたなぁ(笑)
お家にパティオがあって、小さな噴水とかもあってすっご良い感じでしたよ〜!

スペインらしい風景その2、ひまわり畑!実際にこの目で見ると圧巻でした。
そして、オリーブの畑。
オリーブの木も、あの広大な土地にいっぱいありました。
今までオリーブの実ってあんまり好きじゃなかったんですが、スペインで食べたらすごく美味しかったです!!
やみつきになって、明治屋とかで瓶詰めのオリーブの実を買って来りもしますが、やっぱり違うのよね。
あぁ、もう一度スペインに行って、オリーブが食べたい。

↑オリーブの実、御近影

↑バカでかいパエリア
←バルセロナでの市場の写真。
果物とか野菜も、色が濃いんですよね〜。いかにも日差しいっぱい受けてますって感じでした。
旅行中の食べ物は、開けてもくれてもサフラン風味のものばっかり食べてた気がします(笑)
や、全般的に渡って美味しかったですが。
スペインと言ったらパエリアですが、日本で食べると結構お米がさらさらして作られてますけど、本場のはもうちょっとリゾットっぽい感じでした。水っぽいの。でも美味い。難点は、食べたあと口の周りがサフラン色の黄色になること。
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有名なアルハンブラ宮殿でございます。
ここもイスラム文化の影響を色濃く残した、オリエンタルな宮殿でした。
言わずと知れてますが、王様が大勢の女性を囲ってハーレムを作って暮らしてた所です。たまに男性も可だったらしい(笑)
添乗員さんは「ここで王様や多くの女性たちが、華やかな暮らしをしていたところを想像しながら中をご見学下さい。」とおっしゃってましたが、それは想像と言うよりは、もしや妄想の域に入るのでは?
中はヘンな人が入ってこられないよう、いろいろな罠がしかけられていたそうですよ。あと、一般庶民に反感買わないように外から見ると、このアルハンブラ宮殿、えらく質素に見えるよう作ってあるそうです。
宮殿の中の壁。


写真じゃ良くわかんないけど、オリエンタルな透かし模様の入った、それはそれは綺麗な壁でした。こんな良いところに住めるなら、一回くらい王様オヤジの相手してもいいかな〜とも思いましたが、選ばれる女性達は年齢制限16歳までだそうで。
……あぁ、そうかよ。結局男は若い女が好きなのね!
ハーレムに入った女の子たちはもう一生ここから出られないので、こうして綺麗な壁越しに外の町並みを眺めて、涙に暮れていたそうです。
囁きの壁(だったかな?)ってのがあって、二人で部屋の反対側の端にそれぞれ立って壁に向かって話しをすると、そこに反響して自分の向かい合ってる壁から相手の声が聞こえてくるそうです。それで密かに情を交わしていた人達もいたそうな。


宮殿から見える街並。
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スペイン的風景その3 ミハスの町並みです。↑
どこまでも続く青い空、白い壁。高台からは青い青い地中海が望めます。すんげぇいいところでしたよ!! 
お次、バルセロナ。
↓モンジュイックの丘から眺めたバルセロナの風景。あいにく写真撮った日は曇ってたので霞んでますね。
バルセロナは近年発達した町だけあってすごく区画整備されてて、上から見るときっちり町並みが分かれてました。

↓サグラダ・ファミリアの上から見たバルセロナの町並。


未だ建築中の教会、サグラダ・ファミリア。スペインの有名な建築家、ガウディ構想です。
出来あがるの何年後だったかなぁ。まだまだなんだよね、確か。中はそこらの工事現場と大差ない感じでした。(笑)
ライとアップされたサグラダ・ファミリアがすごく綺麗そうだったのに、治安が悪いから夜は行くなって、外に出してくれなかった…くそぅ!
これもガウディ建築のグエル公園。面白いところでした。つうかやっぱセンスがすげェつうか、何つうか…認められて良かったね。これで認められなかったら、ちょっとただの変人かも(失言)いや、でもいい所でしたよ。雨の日でも傘ささないでお散歩できるよう工夫されてたり、右の写真のベンチも、人間工学に基づいて、こだわって一番座りやすい形にしたんだって。なんたって、実際に人間で椅子の型取ったって話です。ベンチ、いろんなきれいなモザイクがついてて可愛かったです。
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スペインはやっぱり広かったです。あちこちに観光地がバラけているので、結構移動が時間かかって大変でした。まぁツアーだったので、ついていけば良かっただけなんですけどね。でも同じ国内でも、各地で全然雰囲気が違いました。
本場のフラメンコ見たりですね、牛とひまわりと情熱の国、スペインを堪能しました。あ、闘牛は見なかったけど。
あとはあちこちにサッカーバカがいっぱいいたことが印象的かなぁ。ユニホームレプリカ着て歩き回ってたり、でもあれが普通なんでしょーねー。さすがはリーガ・エスパニョ―ラの国だぜ。イタリアにも結構いたけどね。サッカーバカ2大国(笑)あ、でも南米とかもそうなのかな?
日本を出て数十時間、ヨーロッパ上空ドイツとかフランスの上を飛んでた時、窓から見える景色は緑だったんですが、スペインに入った辺りから、色が変わって目に入る色調が茶色だったんですよ。それが妙に、イメージするところのスペインって感じがして感動しました。
また行きたいな〜。サグラダ・ファミリアできる頃にでも…。って、確かその時はかなりのおばあちゃんになってるという計算だったはず…。