20kg背負って20q歩いてから     戦闘糧食を食べてみよう!




        ・・・と言う訳で、20kg背負って20km歩いた後に戦闘糧食を食べてみました。またなんでそんな
       狂な真似
をしたかと申しますと、戦闘糧食の試食を趣味としている私ですが、試食はもっぱら職場での昼食
       して食べている事が殆どなんですよね。冬は適度な暖房が効き、夏はクーラーで涼しい環境です。しかしそも
       そも戦闘糧食とは、そんなヌルい状況で食べるものでは決してないはず。本来はつらい長距離行軍の最中や、
       睡眠や休息がギリギリまで削られた厳しい演習の合間に、僅かな時間で体力を回復させる為に喫食されるも
       のであることは言うまでもありません。
        もちろん私は本職の自衛官ではありませんし、年齢的にも本格派のおっさんなのでそんな無茶は
       したくないのですが、隊員さん並とは言わないまでも、せめて自らの気力体力ギリギリのところまで自分を追い
       詰めた上での試食
でないと、戦闘糧食の本質と言うか本来の実力みたいなものは見えてこないんでは・・・と、
       以前から考えていたのでした。
        今回の行軍体験に選んだゴールは、これまで何度か野外試食を行った事のある大和川中流の岩場。自宅
       からちょうど20kmの距離であります。自転車で何度も行き来はしていましたが、歩いて行くのは今回が初め
       て。すぐ近くにはJR河内堅上駅もありますし、ここなら帰りもラクチンでしょう。
        そして問題の20sですが、あくまでも安直に
        「まあ歩く距離が20kmだから、語呂合わせで20kgも背負えばいいか」
        と思いながら、2.5kgのダンベルプレート8枚を普段使っている25Lのザックに入れてみたのですが、
     れ絶対無理!
途中でショルダーベルトが切れるか、ザックの底が抜けます!それに歩き終わった後、
       この重量を担いでGWまっただ中の満員電車で帰るとか考えたくもありません。
        相応の重量があって、帰りに現地で棄てて帰る事が可能な重量物と言えば・・・少々かさばりますが、ペット
       ボトルに水
を詰めて行くしかないか。ゴール地点は川沿いの岩場なので水は捨て放題ですし、空になったペ
       ットボトルは潰して丸めれば小さくなりますし。
        とは言え、このザックに2Lのペットボトルが入るのはせいぜい6本なので、入らない分は三脚のバッグに詰
       め込みます。背嚢とは別に小銃1丁を担ぐと思えば、よ長距離行軍に近い重量配分になるでしょう。


        そして20kg20km体験を翌日に控えた土曜日の夜、前日計量を行います。荷物を詰めたザックを背負っ
       て体重計に乗ると、体一つで乗った時よりもジャスト20kgの増量。本当にこれを背負って、明日
       20kmも歩けるのか甚だ不安ではありますが、その夜はアルコールを控え、早めに布団に入りました。
        と言う訳で、翌日曜日の早朝0700に、自宅を出発です。それにしても、この20kgにも及ぶザックと三脚バッ
       グが強烈です。
一歩踏み出す毎に体のバランスが簡単に崩れてしまうので、少しでも気を抜くと右に左にふら
       ついて
真っ直ぐ歩けません。そして昨夜担いでみた時には気づかなかったのですが、いざ歩いて
       みるとザックの重さよりも上半身の圧迫感の方がはるかにキツく、呼吸すらまともに出来ない始末。
        酸素を求めて呼吸しようとするものの、上半身を締め付けるザックのショルダーベルトチェストベルトが20
       kgの重さで胸郭を圧迫し、通常の半分ぐらいしか呼吸できない感じ。うーん、これで20kmも歩け
     るの?

        また、重量物を背負っている所為で、目線が自然に足元に向かってしまいます。危険なので顔を上げようと
       すると、もうそれだけで頚部や背部の筋肉が緊張し、さらに呼吸が苦しい状態に。長距離行軍に慣れた隊員
       さん達にとっては、20kgなんて鼻で笑っちゃう程度の重さですが、この状態で前方を警戒しつつ歩くだけでも
       相当な負担
なんですねえ。これは想像すらできませんでした。
        荒い呼吸血走った目でよたよた歩く私を、犬の散歩中のおばちゃんが奇異の眼差しで見てい
       ますが、正直恥ずかしいとかカッコ悪いとか感じる余裕すらありません。回りの人達は普通に歩いているのに、
       私だけが深海の水圧に耐えながら潮流に逆らって歩いているような感覚
        ここ数年、ダイエット目的で週4ペースのウォーキングを続けているので、
        「20kmぐらいなら、意外と何とかなるんじゃね?」
        などと甘っちょろい事を考えていたのですが、いやあ行軍を舐めていました(泣)。


        出発してから20分が過ぎ、長瀬川に到着です。東大阪市の街中を流れる小さな川ですが、これを遡って行
       けば大和川
。この時点ですでにかなりの体力を消耗していますが、まだ全行程の1/10も消化していません。
       ここからが本当のスタートみたいなもんです。
        ヒイヒイ言いながら長瀬川を遡り、大和川を目指します。一応時速5kmをキープして、出発して一時間後に
       は近鉄長瀬駅の踏切を通過する予定なのですが、このペースだとちょっとキツいぞ。
        それにしても、私はこうして平坦な舗装路を歩けますが、陸自の行軍ではこれが坂道だったり凸凹道だった
       り、足元のおぼつかない崖道だったりするんだろうなあ。天候によっては真夏の炎天下だったり、冷たい雨に
       打たれながら
だったりするかもしれません。おまけに小隊や中隊単位の競争心もあるので、こんなにノロノロ
       歩いていい訳ないですよね。この状態で駆け足とか、絶対ムリ。


        私は一人で仕事を始めて、もうかれこれ5年位になるのですが、遅い人間を引っ張り上げないといけないし
       んどさや、早い人間に置いて行かれる辛さ他人の足を引っ張ってしまう情けなさ・・・といった事への想像力
       や配慮といったものを、いつの間にか忘れていた様な気がしました。
        この頃には鬼の形相になっているのが自分でもわかりますが、時々誰かが前から通り過ぎる時だけ
       は見栄を張って普通の表情を取り繕います(笑)。さらにそれが若いお姉ちゃんだったりしたら、か
       なり無理をして涼しい表情(・・・のつもり)を装ってしまうのが我ながら笑ってしまいますが、これは決し
       てスケベ心でもなんでもなく、おっさんのダンディズムだよ!それ位分かれよ
     この野郎!
などと、誰に言うでもない悪態をついてしまいます。


        まあ所詮はやせ我慢に過ぎないのですが、このやせ我慢は、ある意味自衛隊がずーっと強いられ続
       けてきた事
でもあるんですよね。今でこそ僅かながら状況が改まりつつありますが、国民の無理解や無関心
       に翻弄され、一部からは悪意のこもった言葉や行動を投げつけられ続けてもぐっと我慢して、ひたすら己を
       律し続けてきた自衛隊という組織
を思うと、この20kg30kgにも40kgにも感じられる気がしました。


        0755、近鉄長瀬駅の踏切に差し掛かります。ここまで時速5km、まずまずのペースでしょうか。ってか、
     の先まだ15kmもあるのかよ(泣)。
早くも疲労感絶望感死人の顔になりますが、
       公園の野球場では子供達が白球を追い、ジョギングの人達が爽やかな汗を流し、大きなお友達が
     プリキュアに夢中になっている日曜の朝
です。私も必死のセルフコントロールで生者
       の表情を取り戻し、わたせせいぞうキャラの様な顔をして歩を進めます。


        とは言え、行軍を開始して1時間を過ぎたあたりから少しずつ慣れ始めたのか、徐々に体が楽になってきま
       した。
徒歩による前進は下半身の自動操縦(エロい意味に非ず)に任せて、意識は周囲の風景に目をやった
       り自分に突っ込みを入れたりと、精神と肉体の分業体制をマネジメントするだけの余裕が出
       てきました。この上なく辛いのは確かですが、これならなんとかイケるかな?
        0900、JR八尾駅前を通過。ここまで10kmをちょうど2時間、全行程20kmの半分まで来ました。そしてこ
       の辺りから徐々に体が言う事を聞かなくなり、足が思うように動かなくなってきました。上半身を容赦なく締め
       つけるザックの重量が深呼吸を許してくれず、必要な酸素量が賄えません。脚を交互に前に投げ出すだけで
       精一杯というか、もうイヤ倒れ寸前


        まだ午前中なので、風が涼しいのだけが救いです。これが夏場なら、とっくにダウンしていただろうなあ。そ
       れにしても、満足に呼吸が出来ない事がこんなに辛かったとは。もう本気で嫌になってきました・・・。なんで俺、
       こんな事やってるんだろう・・・。

        歩いていても、気がつくと目をつぶっています。あ、これはヤバイぞ。ほんとに辛くて涙が出そう。まっすぐ歩
       いているつもりなのに体が右に左に揺れ始め、これが長距離行軍ってやつなのか・・・(かなりヌルい方だと思
       いますが)。正直、舐めてたなあ・・・。
        まるで毛利方に追われ中国山中を敗走する尼子の落ち武者になった気分ですが、この先に八ツ墓村
       が待っているのでしょうか。いや私、戦闘糧食を試食したいだけなんですが・・・なんでこんな事に
     なってるんだ俺(泣)。


        0920、八尾駐屯地にほど近い交差点にて信号待ち。背負ったままのザックをガードレールの上に乗せると、
       肩背部にのしかかっていた荷重が抜けて、両肺の中に空気がどっと入ってきました。深い呼吸が可能になり、
       肺胞毛細血管に溶け込んだ酸素が全身に回って、一気に気力が戻ってきました。おおおお、まだ
     やれるぜ!

        湖の底の瓦礫層に含まれた酸素を吸い込んだジョナサン・ジョースターの気分になり、青信
       号とともに行軍を再開。僅かな時間の深呼吸とは言え、頭がクリアになって脚にも力が戻った気がします。ウ
       ォーキングのおばちゃんを華麗に追い抜いて、一路大和川へ。
        しかしそこから30分も歩いた辺りから、先程の深呼吸で復活した気力が徐々に切れ始め、再び泥沼の様
       な疲労感
に襲われます。うーん、30分しか持たなかったか・・・。一歩一歩足を上げるのが本当につらく、
       道の点字ブロックのでっぱりにすら
国土交通省の悪意を感じる始末。もうヤダ、いい年して本気で
       泣きそう・・・。


        それにしても、わずか20kmぽっちでこの有様なんですから、2夜3日で80kmを歩き通す陸自幹部候補
       生学校の行軍
は凄まじいなんてもんじゃないですね。一般の部隊でも30km程度の行軍はよくあるそうです
       し、その際の荷物が20kg程度で済む訳がありません。一晩中歩き続けて演習場に入った後、何日も何日も
       つらい野外演習を続ける
と言う話も聞いた事がありますし、睡眠も食事も極端に制限されるレンジャー教育
       課程の行軍
に至っては、もう想像すらしたくないレベルです。
        そう考えてみれば、幹部曹士を問わず駐屯地にいる隊員さん達にとっては、この程度はごく当たり前の事
       なんですよねえ。まったく全員キチガ・・・いや、全員スーパーマンであります。


        1000、JR柏原駅前を通過。途中からのペースダウンで予定よりも遅れていますが、小休止地点である大
       和川河川敷
は目の前。心の中でありとあらゆる悪態をつきつつ、普通の人には何でもなくても
       の私には耐えがたいレベルの坂道
を登って行きます。


        そして1015、出発してから15km地点である大和川河川敷にようやく到着。うわああああ、本当にここまで
       来てしまいました。そこからもう少し歩いて落ち着けそうな場所を探し、1023にようやく小休止。ペットボトルの
       水を飲んで、河原の土手に体を投げ出してしばし脱力。もう1pも動きたくない・・・。


        もうここまで、15km歩いてきただけで上出来でしょう。いっそ最初から15km行軍だった事にして、近く
     の安堂駅から帰っちゃおうかなあ。

        でも、それだと20kg15km行軍で、なんか数字的に収まりが悪いし・・・。じゃあ荷物も初めから15kgだっ
       た事にしてしまえば・・・
いや、ここまでの15kmを20kg背負って歩いてきた事実だけは、否定したくありませ
       ん
。となると、もう5km歩き通すしかないのか・・・。


        その後は起き上がって全身のストレッチを行い、1053再び行軍を開始。あと5km、残るは全行程の1/4
       す。前方の土手をお散歩中の日傘のおばあちゃんにすら追いつけないペースではありますが、ここから先は
       時間をかけてゆっくりでもいいから、とにかくゴールを目指します。


        11時を過ぎて徐々に陽射しがきつくなる中、大和川沿いを遡って歩きます。2本の鉄橋の下を通り、橋を渡
       ったところにある下水処理施設を通過。急な上り坂ヒイヒイ言いながら登って行きます。


        1150、国道25号線に入りました。うおおお、あともう少し!アゴが上がり息は切れ、疲労はピーク
       に達しています
。先程から左足の甲がズキズキと痛み、右の股関節も一歩ごとに痛み出してきました。20kg
       の重量が食いこんだ両肩も、がちがちに固まっています。


        1204、この20kg20kmのゴールである、弁天橋の赤い鉄橋がようやく見えてきました!もう残り1kmを切
       っていますが、呼吸の苦しさに加えて吐き気まで覚え始め、信号の押しボタンを押すのも精一杯。


        そして1220、20kmの道のりを歩き切り、ゴールの弁天橋に到着いやはや、
       結局歩いてしまったなあ・・・。現役の隊員さんにとっては、鼻歌交じりのお散歩みたいな距離と重さでしたが、
     ヘタレの私にしてはよくやった!
と、久しぶりに自分を褒めてやりたい気分でありました。


        その後は鉄橋の脇から竹藪を抜ける道を下り、川辺の岩場に降り立ちます。憎たらしいザックを下ろして水
       をがぶ飲みし、上流から流れついた水死体の如く岩場の上に倒れ込んだ後は、そのままぐったり


        最後の500mは吐き気すら感じましたが、終わってみるとしっかり空腹感を覚えているのが、我ながら
       笑ってしまいます。戦闘糧食の試食にはこの上ないコンディションだと言えるでしょう。レトルトのおかずとパッ
       クご飯を食べる為だけに、いい年こいてこんな真似をしてしまったんです。さあ食ってやるぞ!覚悟しろ
     戦闘糧食U型!


     
本日持参したのは『とり野菜煮』です。生姜の隠し味が効いた甘い味付けが非常に美味で、炭焼きチキン
       野性味があってめちゃくちゃ美味しい(泣)!途中で里芋を岩場の上に落っことしてしまいましたが、今はこの
       里芋ひとつ分のカロリーすら無駄にしたくない
気分。3秒ルールを適用し、岩の上から拾って食べてしま
       います。川砂がついていたのか口の中がジャリジャリしますが、これが戦闘糧食の正しい喫
     食方法
であります!
        それにしてもこの、とり野菜煮の甘い味わいが、舌と胃袋にじんわりと染みわたりますね。『うま味』の語源
       は『甘味』だという話を聞いた事がありますが、やっぱりここまで肉体的に追いつめられると、体は自然に甘い
       ものを求めてしまう
のでしょうか。


        そういう意味では、現時点での自衛隊戦闘糧食のマイベストだと思っていた『タコライス』『スタミナ丼』の評
       価について、疑問を憶えるようになってしまいました。辛くて味が濃くて脂っこくて、個人的に最高に美味しいと
       感じたのですが、こうして実際に体力のギリギリまで自分を追い込んでみると、あの辛さと味の濃さ、脂っこさ
       を、疲労困憊した体が受け入れてくれるだろうか・・・。普段食べている分には満足のいく味わいでしたが、心
       身ともに疲れ切った今なら、正直この甘い『とり野菜煮』の方が美味しい気がするな
       あ・・・。
        食後はもう少し横になって体を休め、さて、帰る前にバラスト水を捨てないと。合計16kgに及ぶペットボトル
       の水
を捨て去ると、凶悪極まる重さで私を苦しめ抜いたザックが嘘のように軽くなってしまいました。
       
もう本当に酷い目にあわされましたが、お陰様でいろんな気づき発想に到る事が出来ました。今は素直に
       
お礼を言いたい気分であります。
        その後は、すぐ近くのJR河内堅上駅から帰投しました。


        最後に、行軍後の体の変化について少し述べたいと思います。当日は左足甲右股関節の痛みでまともに
       歩けない始末でしたが、翌日は左の股関節まで痛み始め、両脇腹もかちんかちんに張ってしまいました。少
       し体を傾けるだけで横っ腹に痛みが走り、どうやら歩くたびに左右に揺れる重心を支えようとして、体幹の両
       側にかなりの負担を掛けてしまった
様でした。
        中でも一番つらかったのが背中。胸郭を20kgの重量で締めつけられる中、ろくに動かせない呼吸筋を必
       死に駆使して酸素を取り込んでいた
せいで、背中にもかなりの負担がかかっていたんでしょう。ぎっくり腰なら
       ぬぎっくり背中寸前で、翌日は洗面台で顔を洗う事すら難しい状態でした。
        そして意外だったのが、足裏です。絶対途中で腰を痛めると思ったのに、なんともありませんでした。
       裏に関しては、長距離行軍の裏ワザであるベビーパウダー馬油厚底ソール5本指ソックスもあえて使わ
       なかったので、さぞかしマメだらけになると覚悟していたのですが、意外な事になんともなし。むしろ、角質化し
       て固まっていた皮膚の一部がきれいに剥離して、赤ちゃんみたいなつるつるの足裏になってしまいました。
        そして何よりも笑ってしまったのが、翌朝仕事場へ行くために、昨日使用したザックを背負おうとした時です。
       ショルダーベルトに手を掛けた途端に昨日の悲惨で過酷な行軍の記憶が蘇ったのか、
       談抜きで本当に吐き気を催してしまいました。そんな事は全く意識していなかったのですが、私の肉体が
       このザックを背負う事を拒否している
というか、首肩から背中、腕等の筋肉組織が意思を持ち、ザックに対し
       憎悪の炎を燃え上がらせている様でした(笑)。筋肉とて、ザックを恨むのだ・・・。
        昨年の鯖江駐屯地創立記念行事において、会計隊と海兵隊を混同していたおじさんに突っ込みを入れそう
       になり、秘剣流れ星を開眼してしまった私でありますが、また一歩牛股師範の域に近づいたと言い
       うか、虎眼流免許皆伝を確かなものにした様であります(笑)。


        正直かなり辛い体験ではありましたが、戦闘糧食の本質について考えを巡らせたり、今後自衛隊
       というものをこれまで以上に理解する為の一つの経験
としては、非常に有意義でした。
        こうなると今度は、25kg背負って25km行軍に挑戦してみたい気がしますが、私の肉体に
       染みついた怨念が、それを許してくれるかどうか・・・。まずはザックを買い替えるところから検討したいと思
       いました。




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