五角六十面体の左手系と右手系
前回の記事で,捩れ十二面体の左手系と右手系について書きました。
今回は,それらの双対立体である,五角六十面体の左手系と右手系です。
これらは,捩れ十二面体から作れますが,その構成法については,当サイトでは明確に示しません。
他の書物に譲ります。
アルキメデスの立体の双対立体について詳しく記述している書物が少ないのですが,
手軽に手に入る資料としては,
一松信,「正多面体を解く」,東海大学出版会
がよろしいかと思います。とても詳しく解説されています。
とりあえず,
捩れ十二面体の左手系から出来るものを,五角六十面体の左手系,
捩れ十二面体の右手系から出来るものを,五角六十面体の右手系,
と呼ぶことにします。
出来上がりの画像です。
色が薄い左側が左手系,色が濃い右側が右手系です。
捩れ十二面体の模型と一緒に写したものがこれです。
左側が左手系,右側が右手系です。
これらは鏡に映したようになっていて,つまり互いの鏡像になっています。
五角六十面体の展開図をどうぞ。
<五角六十面体(左手系,右手系)の展開図ダウンロード>
ここでも,展開図では,すべての折り線は山折りです。
すべてのタグは山折にして貼り付けるようにしてください。
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