nVIDIA PureVIDEO等についてのメモ書き 自由に閲覧可能です。 参考にするのは構いませんが内容については保証しません。 1、目的 PC-98でも使えるビデオカードでH.264のハイデフ動画を見ることが可能なのか調べること ↓変化 もはやタブレット端末やスマートフォンでハイデフ動画が見られる時代なので、パーソナルコンピュータを使う機会自体が減った。 暇つぶしとして調べることが目的 第2目的としてはどのくらい旧式でも可能なのか調べること。 2、道具 PCIビデオカード  RadeonHD2400 メルコから発売されていた。(現在未所持)  RadeonHD4350 HISから発売されていた。  Geforce8500GT 玄人志向から発売されていたはず(440BXでは使えない→440BXでもIDEからはBOOTできた!!) AGPビデオカード  GPUとして使えるものは未所持 PCI-PCIex変換アダプタ  香港からの輸入品。3個購入 うちのPC-98ではメモリチェックでエラーが出るので使えない。                電流が多めに流れる可能性があるらしいが壊れても良いので無改造                よくわからないが、POST中にメモリにロードされたSCSIBIOSを壊したり、フロッピーからブートさせなくしたりする。PCIの仕組みやブリッジの仕組みを勉強しないと多分わからない。(するきはない)IOアドレスが一杯あいてるのは確認。                仕方ないので普段使わないIDEを使う。一応IDE上のntldrとntbootdd.sys経由でSCSIのWindowsをブートできた。フロッピーからできないので無意味。 PCI-eビデオカード  Geforce7600GT 2個  QuadroFX1700  Geforce520(x1) そのうち買うかも  AGP版7600GTか7600GS  PCIーPCIe変換 PCIEX1-PCI 上のものとは変換チップが違い8500GTのものと同じはず。440BXでは使えないが、うちのPC-98で使えるのかも  S3 Chrome OpenCLが使えそうな物  super7の完動マザーボード  x1仕様のビデオカード色々  socketAでCPU付属の遊べるマザーボード 本体 PC-9821RvII 440BXのジャンクデュアルマザー i815のメーカー製パソコン SiS650なメーカー製パソコン i865PEのジャンクマザー CPU P6  deshutes 色々  katmai 2個  coppermine 幾つも  tualatin 幾つか netburst  willamette 1.7Ghz  northwood FSB400が2個  prescott FSB800が1個だけ 3、DXVA NVIDIAのPureVideoHDやAMDのUVD、さらにS3やIntelのGPUをWindowsでデコーダーとして使う方法は確立されているので語らない。(PC-98ではほとんど使えない。) 逆にPureVideoに関しては資料が少ないので調べる。 2、PC-UNIX NVIDIAのVDPAUが使える。ただしPureVideoHDな世代以降対応なのでDXVAとほとんど同じ。7600では使えない。 Intelがvaapiというものを提唱しているらしいが、(4350で)使ってみたらWindowsだとまともに見られるものが重かった。設定次第かもしれないがそのうち考える。 AMDがUVDに対応するOVDというものを提唱してるらしいが使用方法不明。そのうち調べる。 4、OpenCL GPGPUを使う予定はないので調べる気が薄い。多分VP2世代以降しか使えないと思う。UVD2以降と思う。WindowsでCPUを使うならSSE2があればAMDとかIntelのドライバが使えるはず。 5、DirectDraw等 RadeonHD以降、VP2世代以降、WindowsVista以降 DirectDrawへの速度に対する要求がなくなった。 Windows9xに関しては調べる気がない。 Xserverのdriに関してはまだ調べていない。 6、実験 a、Windows2000(PC-98)+PC-98+Geforce8500GT   VP2世代なので特に問題なく閲覧可能。1080pで60fpsは重たい。      その他RadeonHDやVP2世代以降に関してはWindowsで問題なく見られる。たとえSSEが無くても映る。(P5世代は不明)   ただしRadeonHDでPCI下駄越しの物は(多分他に使う方法はない)レジストリにDisablePCIEx1LaneUVDの追加が必要なはず。(緑一色になる) b、WindowsXP+SSE2ありCPU+Geforce7600GT(下駄)+PowerDVDデコーダー  VP1はpowerdvdのデコーダを使うという方法が確立されている。  とりあえず7と8と9と10でチェックした。(アップデートした後、前のコーデックを使うのは使用方法としては怪しい。しかも別の機械)販売ページではVP2世代以降が必須環境になっているが、どのバージョンも使えた。  AGP版ではどうだか知らないが下駄でPCIだと重い。1080pで60fpsだとコマ落ち発生。 c、Windows2000(SMP)+SSE2なしCPU+7600GT(下駄)+PowerDVDデコーダ  画面出力されない。264dsse2.dllを隠すとSSE2ありでも出力されない。黒一色や緑一色   別環境だが、SSE3があれば264dsse3.dllを隠してなければ出力される。   ということでVP1でDXVAを使いたければ恐らくSSE2以降が必要 そのうちsocketAでも調べたい。 d、WindowsXP+SSE2ありCPU+7600GT(下駄)+totalmediaコーデック  日本語の情報が全然なかったが昔Blu-rayソフトを見るにはこのソフトの体験版を使っていたことを思い出したので体験版を取ってきた。  プロテクトがかかっていて流用できないようになっているのでプロテクトを外す。web上に情報があるが実験目的としても使うのは躊躇う。(PowerDVDよりもBlu-rayを見ることは長けている気がするのでそのうち買うかも。)  bの時と同じで見られる。CPUだけで見ると紙芝居なのだからそれに比べればはるかにましだが、やっぱり重い。 e、Windows2000+SSE2なしCPU+7600GT(下駄)+totalmediaコーデック  予想通り画面出力されない。が、解像度の低い動画だと出力された。なのでSSE2が必須という条件が怪しくなってきた。  1080pや720pは白一色 f、PC-UNIX  まだPC-98もサポートしているFreeBSDで試す予定だったがX.orgのコンパイルあたりで飽きる。といういつものパターンがあるのでGentooLinuxに目を向けながらUbuntuの派生に逃げた。   VP2世代以降でvdpauが問題なく使える。   UVD+vaapiは重い?常用している機械で調べようとするとCPUだけで再生できてしまうので能力は不明。   IntelのGPUは持っていないので調べない。 g、Windows2000(SMP)+SSEなしCPU+QuadroFX1700(下駄)  ドライバがダメなのか下駄がダメなのかOpenGLと動画再生支援が同時に使えない。  162番台はOpenGLが2.2まで使えるが動画再生支援が使えない。169番以降のドライバはOpenGLが使えない(BSoD)が動画再生支援は使える。  PC-UNIXでどっちも使えるかそのうち調べる。 7、まとめ 新しい機種(PCI-expressバスがある)は使わないでWindowsXPまでのOSで使うつもり  DirectDraw対応が欲しい   nvidiaだと7600まで。   ati(amd)だとHDのつかない物。   その他色々値段相応 かつてはmatroxとかが有名  動画再生支援が欲しい(PCI下駄を使うしかない)OpenCLも使えるかも   NVIDIAだとVP2以降   AMDだとHDのついてるやつ  欲張りにどっちも必要!   SSE2があってPowerDVDかTotalMediaTheatreを持っているならAGPの7600GTとか7600GSでうまく動くんじゃないだろうか。   SocketA世代はSSEの有無がややこしいので調べがいはありそう。 古い機械をPC-UNIXで復活させて使うつもり  動画再生支援が欲しい   NVIDIAのVP2以降(VP3以降が望ましいらしい)  どうでもいい   持っているデバイス(SCSIとか無線LAN)に対応しているLinuxを探しましょう。 i486以前  そろそろ珍しくなりそうです。上手に保存してください。 やっぱり新しい機械を買う!?  値段相応で欲しい機能のある物をうまく買いましょう。 8、今後 SSE2がないCPU+7600GTの環境で720pをDXVAでなんとか画面出力させてみる。(コマ落ちしても構わない) VIA製CPUでも試したい。 MMXすらもない世代でも試したい。 9、その他 VP1世代でもMPEG(2)ならDXVAが使える。またWMV(どのバージョンか不明)への対応もあるらしい、どうやって使うのかそのうち調べる。ちなみにPureVideoDecorderやCoreAVCというものは古いものを有効活用するという観点からは有料らしいので使わない。 PC-UNIXではVP1の動画再生支援としての有効活用は不明。 ノートパソコンのmini-Pciex用の再生支援ボードがある。うちでは結構役に立っている。 ATiのAVIVOに関してはよくわからない。 2013/06/03 追記 2013年6月から7月頃にいろいろテストしたのだがその結果等を8月末にHDDごと吹き飛ばしてしまった… 記憶だけで一応残しておく。 A.オープンソースUVDのテスト Ubuntsuの派生ではコンパイル環境がまともに整備できなかったのとカーネルの再構築が(私には)できなかったので諦め、GentooLinuxを使うことに 結果 使えたソフトはmplayer mplayer2 XBMC vlc2.1 netburstの環境だと1080p24fpsな動画だとCPU使用率が3%程度で再生できたが1080p60fpsな動画(WipeoutHD)はCPU使用率が5%程度でフレームドロップ発生 P6の環境だと全く動かない!(ソースに何か問題があるのかもしれないが、CFLAGSなどコンパイルオプションのせいかもしれない。自分ではMMX-Pentium用のコードを作らせたつもりだったが…) (ただし、ついでとしてdistccやHYPER-Vの勉強はできたのでそこはプラスだった) それにしてもオープンソースということは大変素晴らしい!! そのうちFreeBSDに移植されるだろうからそれを待つことにする。 B.Nvidia driverとSSE 90番台はSSEを必要としないが、170番台のような動画再生支援用ドライバはSSEを要求する。 nouveauの開発者様に期待 2013/09/06