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太陽熱を利用する機器は大きく2つに分けられます。 一つは太陽の熱を受ける集熱器とお湯を貯める所が一体になっているもので、一般的に「太陽熱温水器」と呼ばれております。 もう一つは集熱器とお湯を貯める所が分離しているもので、こちらのほうは「ソーラーシステム」と呼ばれております。
太陽熱温水器は、昔から使われているもっとも簡単なタイプで、集熱器とその上部にあるお湯を貯める貯湯槽が一体になっていて、 通常は日当たりが良い屋根の上や屋上などの高い位置に設置します。水は自然に循環する為「自然循環方式」となっています。
太陽熱温水器に対してソーラーシステムは、集熱器とお湯を貯める貯湯槽(蓄熱槽)が分離しております。 集熱器は太陽熱温水器のように、屋根など日当たりがよい所に設置し、蓄熱槽は一般的には地上に設置します。 また、集熱器の種類としては、平板形、真空ガラス管形、他がございますので詳しくは 社団法人ソーラーシステム振興協会の解説ページをご覧下さい。