キャリン・ホワイト トランペット奏者の父(クラレンス・ホワイト)と聖歌隊の指揮者だった母(ビビアン・ホワイト)を持つキャリン・ホワイト。聖歌隊や地方のタレント・ショーで経験を積んだのちローカル・バンド”レガシー”で歌うようになる。そして84年、R&Bヴォーカリスト”オブライエン”とツアーに出る。 88年、ベイビーフェイス、ジェフ・ローバーらをプロデュースに迎え、アルバム”キャリン・ホワイト”でソロ・デビュー。200万枚のセールスをあげる。 91年、売れっ子プロデューサー、ジャム&ルイスを迎えセカンドを発表、その後、テリー・ルイスと結婚。2児の母となり一時、音楽活動を休止。 しかし、当時の音楽シーンの中で、シャンテ・ムーア、トニー・ブラクストン、ホイットニー・ヒューストンらに刺激され、アルバム”メイク・ヒム・ドゥ・ライト”を制作することになる。 95年発売の”スイート・アンド・センシュアル”は日本企画のベスト。 |
"Facts Of Love" (1986) |
"Richard Marx" (1987) |
"Free as a Bird" (1987) |
"Don't be Cruel" (1988) |
"Michael Jeffries " (1989) |
"Johnny Gill" (1990) |
"Till You Come To Me" (1992) |
"Private Passion" (1993) |
"Provocative" (1993) |
"All True Man" (1991) |
"Just For You" (1994) |
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KARYN WHITE (1988) |
Produced by L.A. & BabyFace etc. | |
The way You Love Me / Secret Rendezvous / Slow Down / Superwoman / Family Man / Love Saw It (duet with Babyface) / Don't Mess With Me / Tell Me Tomorrow / One Wish | |
88年発表のソロ・デビュー・アルバム。当時の典型的なベイビーフェイス・プロデュース作品。オープニングを飾るアップ・ナンバー"The
way You Love Me"、ベイビーフェイスとのデュエット"Love Saw It"、そして彼女のバラードの中でも最も好きな"Superwoman"などを収録。 "The way You Love Me"88年10月29日付R&Bチャート第1位 "Superwoman"89年1月14日付R&Bチャート第1位 "Love Saw It"89年4月22日付R&Bチャート第1位 |
RITUAL OF LOVE (1991) | |
Produced by Jimmy Jam & Terry Lewis etc. | |
Romantic / Ritual Of Love / The Way I Feel About You / Hooked On You / Walkin' The Dog / Love That's Mine / How I Want You / One Heart / Tears Of Joy / Beside You / Do Unto Me / Hard To Say Goodbye | |
ジャム&ルイスを迎えたセカンド。この後にテリー・ルイスと結婚することになる彼女が、恋におちた気持ちを素直に表現したアルバム。"Romantic"は、そんな時に書かれたキャリン、ジャム、ルイスの共作による熱きラブ・ソング。初めてこの曲を聞いて乗りに乗った彼女を感じたのは間違いなかったようです。他にもジャネット・ジャクソンが歌いそうな"The
Way I Feel About You"。 そしてF以降の曲はすべてスロー。LPだったら、ファスト・サイド、スロー・サイドに分けそうな構成。スローの中では"One Hearts"が秀逸。 "Romantic"R&Bチャート第1位。 |
MAKE HIM DO RIGHT (1994) | |
Produced by Karyn White, Jimmy jam & Terry Lewis Babyface, Jerrybean Johnson etc. | |
Hungah / Can I Stay With You / Weakness / Nobody But My Baby / Here Comes The Pain Again / I'd Rather Be Alone / Make Him Do Right / Simple Pleasures / I'm Your Woman / Thinkin' Bout Love / On Minute | |
しばらくの活動休止後の復帰作。やはり子どもを出産し、一回りサウンドのスケールも大きくなった感じ。この頃にはジャム&ルイス、ベイビーフェイスもプロデューサーとして不動の地位を確立し、余裕が見えます。シングル・カットされた"Hungah"、久しぶりのベイビーフェイスの手による名バラード"Can
I Stay With You"。 今作のラスト4曲はすべてキャリン作のバラード。当時の音楽シーンを意識した作りになっています。 |
SWEET & SESUAL (1995) | |
Compiled by Karyn White & Terry Lewis | |
Facts Of Love / The Way You Love Me / Secret Rendezvous / Superwoman / Love On The Line / Romantic / The Way I Feel About You / Tears Of joy / Ritual Of Love / On Heart / Hungah / Simple Pleasures / Can I Stay with You / I'm Your Woman | |
日本オリジナル企画のベスト。これからキャリン・ホワイトを聞く人にはおすすめします。"Facts
Of Love", "Love On The Line"の2曲は新曲。 それにしても彼女の声、かわいいと思いませんか? |
class 30 "The Music"