Music-The Favorite Works April, 1998

Issue Date : April,1998

Will Smith

Big Willie Style (1997)

Produced by Poke and Tone etc.

Intro / Y'All Know / Gettin' Jiggy Wit It / Candy (featuring Larry Blackmon and Cameo) / Chasing Forever / Keith B-Real I (interlude) / Don't Say Nothin' / Miami / Yes Yes Y'all (featuring Camp Lo) / I Loved You / Keith B-Real II (interlude) / It's All Good / Just The Two Of Us / Keith B-Real III (interlude) / Big Willie Style (featuring Left Eye) / Men In Black / Keeping It Real / Just Cruisin' (Remix)

　ご存知、”メン・イン・ブラック”で大成功を収めたウィル・スミス。俳優としてもミュージシャンとしても、近年その才能を惜しみなく発揮してる感じです。
　彼は、元フレッシュ・プリンス。そう、ラップをポップ・フィールドまで押し上げた人物。ラップ嫌いの私まで聞いてしまいます。その功績は称えるのですが。
　ただ、このソロ・デビュー・アルバムには文句がいいたい。パフ・ダディー／バッド・ボーイといい、ウィル・スミスといい、大物使いのサンプリングもいいけど、やりすぎだよね。これじゃどんな曲でも聞き入っちゃいます。彼がこのアルバムで使ってる名曲達を挙げると、

シスター・スレッジ He's A Greatest Dancer	アイズレー・ブラザーズ Here We Go Again
カメオ Candy	リサ・スタンスフィールド All Around The World
ウイスパーズ And The Beat Goes On	アース・ウインド＆ファイアー Something Special
ギャップ・バンド Yearning For Your Love	パトリース・ラッシェン Forget Me Nots
シック Good Times	などなど.....

　そして、私が最も大事にしている

スティービー・ワンダー
Ribbon In The Sky

グローバー・ワシントン・Ｊｒ
Just The Two Of Us

　ここまでやられたら、”おまえ、いい加減にしろ”って感じ。と言いながら聞いてる自分が悲しい。
　まあ、時代の音としては認めるけど、シーンには残らないでしょう。

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class 30 "The Music"