2014年1月20日 「露の身ながら」多田富雄,柳澤桂子往復書簡より
「自分の足で一歩歩けた時、まるで鈍重な巨人のように、不器用に足を踏み出そうと戸惑っているそいつに気付いた。私の右足は麻痺して動かない。それでも足を動かしている物がいる。・・・元の私は回復不能だが、新しい生命が生まれつつある。昔の私の半身の神経支配が死んで、新しい人の半身が生まれるのだ。」
先週の月曜日のこと。私は絶望のどん底で涙していた。「なんでこんなに努力して、がんばっているのにできないんだろう。もう10年も何回もチャレンジして、教室にまで通って勉強したのに…ホームページができないトホホ・・・。それだけじゃない。還暦を過ぎて今やできないことだらけだ(;;)」でも・・・柳澤女史は寝たきりで生命科学の本を出版し、免疫学者の多田氏は脳梗塞で倒れても残った機能で生きようとしている。奇しくも聖書ヨブ記を読んでいた。左脳がだめなら使っていない右脳を使って新しく覚えなおせばいい!がんばらなくて、今度は老ペースで・・・。どんな自分になっっても、全ては自分の生き方の問題だ。「置かれた場所で咲きなさい」渡辺和子著もそうだった。これらの人たち本たちはそんなことを教えてくれた。かくして、めでたく(^^)できました。ホームページこれからもよろしく