日吉神社の近くは、昭和47年に発見された古照遺跡で有名です。古照遺跡は、4世紀始めに作られた農耕用木組み堰の遺跡です。
やはりすぐ近くに、昭和27年に出来た元NTTの研修所があります。出来たときは、電気通信省の電気通信学園と言い、実は私はここの第一期生としてモールスを習いました。そのころ、この辺をよく散歩したのですが、当時この近くのお宮で、算額を見たことがあります。日吉神社からも近い高家八幡だったような記憶がして、今回訪ねたのですが分かりませんでした。拝殿が鍵で閉ざされていて入れなかったのです。この算額は樽状の物体の体積を求める物でした。見つかれば関孝和の和算の流れを汲む貴重な資料だと思います。
松山の御城下から少し離れていること、松山駅の裏になることなどから、便利な割りに寂れていますが、近くには国宝大宝寺などもあり歴史がある土地です。
古を 照らす日吉の 斎院(さや)の宮
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