注連石の字句「魚遊於水・鳥遊於雲」ですが、中庸に次の一節がありました。「詩云、鳶飛戻天、魚踊于淵」(詩経にいわく、鳶飛戻天、魚踊于淵)。
そこで詩経を探したたら大雅旱麓編に、同じ字句がありました。
そして意味は「森羅万象生き生きとした生命がある」と解説していました。日尾神社の「鳥舞・魚踊」、椿さんの「龍遊、鳳舞」も別に出典があればともかく、大意は同じでないでしょうか。
米山とは違いますが、高井に近い中野町の素鵞神社に「鳶飛・魚踊」と詩経の原典の通りの字句がありました。場所の地図と写真を下にご紹介致します。
春風や 鳶がくるり 雲と舞い
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